ターゲティング広告、日本のやりかた米国のやりかた 山本 はい、というわけで後半を進めたいと思います。 いま、個人の閲覧情報をトレースするために使われているcookie問題というのは非常に熱いところでありまして、まずはこの議論からしていきたいと思っております。 cookieを使うことで個人的な履歴も含めてさまざまな情報がとれるようになってきました。そうなってくると先ほどの冒頭でありました、「個人情報とはなんぞ?」と言ったときに、定番であり当たり前のように使われているcookieについて論じないわけにいかなくなっているわけです。 例えば、ある特定のニュースサイトに一定期間、定期的に訪問された読み手がどのようなURLをたどると結果的にどういうECサイトに飛んでいき、それが購買になるかということがなんとなく分かってくるようになります。そこに、属性データが組み合わさると、この読み方のパターンを持って
本誌2013年9月号(8月10日発売)の特集は「集合知を活かす技術」。これに合わせ、HBR.ORGから集合知に関する記事6編をお届けする。第2回は、“共創入門”。企業がクラウドを巻き込み共創コミュニティを構築する際に、最初に留意すべき点を紹介する。 オープン・イノベーションや共創(コ・クリエーション)には賛成だ、と誰もが言う。私たちはみな、外部の知恵を取り込む「集合知」について聞いたことがあるし、次のような名言がプリントされたTシャツもおなじみだろう――「我々の誰ひとりとして、我々全員を合わせたほど賢くはない」 だが共創とは、実際のところ何なのだろう。共創を成功させるにはどうすればいいのだろうか? 共創は、新しい製品やサービスのためのアイデアを、それらを買ってくれる(と企業側が願っている)顧客とともに出し合うということだ。これは、「市場調査」をはるかにダイナミックで創造的なプロセスに変える
ニコニコ学会βの発案者の一人である、産業総合研究所の江渡浩一郎氏(以下、江渡さん)が主催している、共創プラットフォーム研究会というプライベートの勉強会がある。江渡さんご本人からも趣旨としては「私達は共創という言葉を良く使うようになったけれども、実体としてどういうものかはまだまだ良く分かってないんじゃないか」というものとして企画運営されている。 「共創」というキーワードがよく聞かれるようになりました。さまざまな人があつまりひとつの物事を作り上げる。私たちは、そのような共創を支援するプラットフォーム「共創プラットフォーム(Co-Creation Platform)」を推進したいと考えています。そこで、各分野で共創を推進している方々をお呼びし、議論をする場として「共創プラットフォーム研究会」を立ち上げました。 江渡さんとは、文科省の産業開発プログラムである革新的イノベーション創出プログラム(CO
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