「不機嫌オーラ出しまくり」「なんかピリピリしてる」「ため息を連発してる」「すごい勢いで受話器を叩きつける」――。ストレスがたまって、つい、こんな態度をとってしまう管理職のあなた、若手が冷ややかな目で見ているかも……。 今日、なんかピリピリしてるなぁ。話すのは後にしよう……。 さっきから不機嫌オーラ、出しまくってるし。そっとしておこう……。 会議が終わってからため息を連発してるなぁ。大丈夫かな。 うわ、ビックリした! すごい勢いで受話器を叩きつけてるよ……。 ――おどろくなかれ。これらはすべて、40代上司のふるまいに対する20代若手社員の心の声だ。彼らは「上司たちの“ご機嫌取り”は、結構メンドクサイですよ」とぼやく。 「私たちは何かを生産したり、売り上げや利益に貢献したりすることでお給料をもらっているのであって、上司の機嫌を取るために働いているわけじゃないんですけどね……」 ここでいう“ご機