8月26日、NTTドコモがビッグデータを使ったネットワークの監視・制御に乗り出している。写真は都内の販売店で2013年7月撮影(2015年 ロイター/Issei Kato) [東京 26日 ロイター] - NTTドコモ<9437.T>がビッグデータを使ったネットワークの監視・制御に乗り出している。基地局などが故障する前に異常を検知、予防措置をとることで、携帯電話などが使えなくなる事態を未然に防ぐ。これにより、1日平均300件にのぼる故障トラブルの減少をめざす。 同社によると、異常(メジャーアラーム)の検出件数は1日あたり約3万件にのぼる。ただ、異常は工事の際にも検出されるため、実際の故障はそのうち300件程度という。 通常、故障が発生するとオペレーションセンターのモニターにメジャーアラームが点灯。それを受け、復旧作業に入るという流れになるが、それだと回復するまでユーザーが携帯電話を使えない