僕は海外のMakerを日本に紹介したり、日本のMakerが海外のMaker Faireにまとめて出展するような「ニコニコ技術部輸出プロジェクト」をやっている。勤務先であるチームラボの仕事でシンガポールに在住していて、東南アジアのMakerイベントに行くことも多い。この連載では、そういう海外のMakerの活動を、アジアを中心に取り上げていく。 2015年7月29日に明治大学中野キャンパスおいて、「深セン/シリコンバレーにみる、Maker Movementの『実際のところ』」という講演会があり、メインスピーカーとしてSeeed代表エリック・パンの講演「Grow the difference(違いを育てる)」が行われた。Seeedは数十個以下の小規模生産を個人から直接請け負うことで、これまでの大量生産されるはずだった「ハードウェア製品」を、同人誌のように小規模に生産して顔の見える範囲で頒布する活
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