家庭向けソーシャルロボットとして注目を浴びてきた「Jibo」を開発する米・Jibo Inc.が苦境に立たされている。レイオフによりコストを削減し、改めて資金調達を行っていく予定だという。本記事では、そんなJibo社の歩みを振り返りつつ、苦境に立たされている理由を探っていく。 Jibo社の歩み 会社設立と資金調達 Jibo Inc.設立されたのは2012年。MITで人工知能を専攻していたシンシア・ブリジール氏が創業した。その後2014年7月にクラウドファンディングサイト「Indiegogo」で目標額の22倍以上となるおよそ4億円を調達。アメリカだけでなく、日本でも話題となった。 またその後、複数の日本企業からの出資も含め、総額約7,300万ドル、日本円でおよそ80億円もの資金調達も行なっている。 2017年9月 Jibo、出荷開始 2017年9月にようやくクラウドファンディングで先行購入した
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