2021年05月10日10:00 カテゴリ投資株式 投資マネーの狂乱 先日、ある友人と会った際、「ハイテク株を売ろうと考えている」と言います。彼はごく普通の勤め人ですがこちらではごく普通に貯金の代わりに株を買っています。どれぐらい持っているのか、金額は聞きませんでしたが、基本的には自分で個人税制のメリットを受けながら運用し、そのリスクと責任は自分にかかってきます。 彼がハイテク株を売ろうかな、と思ったのはGAFAMの株価の反応が鈍いことにあります。特に報道で気が付いた方も多いと思いますが、好決算をしても株価は下がっているのです。1-3月の決算はだいぶ出そろいましたが、アメリカでは9割近くの企業決算が想定を上回った出来過ぎな決算結果でしたが株価は決算前と比べわずかながら下落するという珍現象が起きています。 ただ、この展開はだいぶ前から予想されていたもので既に株価に好決算は織り込んでいるので「