はじめに 今年の前半、初期の大腸がん(直腸がん)になり直腸の一部摘出手術を受けた。 幸いなことに一回の手術で治療は終了し、今はほぼ通常の生活にもどっているが、自分にとっては生き方を見直す契機になる大きな出来事だった。 病気になってから調べたのだが、大腸がんの治療自体は日本でもアメリカでも大きな差はないようだ。しかし、アメリカの医療というと日本人にとってはどうしても高額、理不尽な保険制度、などといったイメージがあると思うし、アメリカでがん治療を受けたと聞けばいったいいくらかかるのか、と疑問に思う方も多いと思う。 このエントリーではそういった点についてまとめてみようと思う。 なおこのブログエントリーはあくまで私個人の経験についてまとめたもので、アメリカのがん治療の全体像を反映するものではありません。またブログオーナーは単なる患者であり、医療については素人なので、内容の正確性については保証できか