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ブックマーク / koichiro-tsujino.blogspot.com (6)

  • ソニーはどこで間違えたのか

    すっかりおなじみの光景となったソニーの業績下方修正。そのたびにメディア各社からの問い合わせが入る。いったい、ソニーはどうなってしまったのかと。私がソニーを辞めたのは〇六年三月のことであるから、既に九年近い歳月が流れた。ソニー時代最後の数年間の思い出はいまだにほろ苦く、当時の記憶は完全に封印したくもある。 巷ではさまざまな評論家達がソニー凋落の理由を取沙汰する。中には、直接取材もせず裏もとらない憶測と偏見に満ちたいい加減なものも散見される。しかし、ただ一つ言えることは、ソニーの凋落を誰よりも無念に思っているのは、ソニーを心から愛し、ソニーに人生を捧げ、ソニーの一員であることを誇りに思って力尽きるまで闘い抜いた戦士達なのではないだろうか。そしてその多くがそれぞれの闘いに敗れ、評論家や傍観者達には決してわからない思いを胸に残しながら、ソニーを去った。 私は、ソニーを辞めるとき、遠からずこのような

    isrc
    isrc 2014/10/16
    業績悪化のたびに責任を現場社員に転嫁し、リストラばかり繰り返すうちに、すっかり「陰」の暗い体質が染みついて取り返しがつかない状態になりつつある。課題に正面から向き合わずに会社の建て直しが叶うはずもない
  • ローマ法王に米を食べさせた男

    たった一人のチャレンジで、世の中は変えられる、そう確信させてくれた事例があります。先日、その人物に会って来ました。 石川県羽咋(はくい)市の地方公務員である高野誠鮮氏は、神子原(みこはら)村という廃村寸前の限界集落を立て直しました。過疎化が進み、65歳以上の高齢者が構成人口の50%以上を占め、そのまま放置しておくと消滅してしまう可能性の高い集落を限界集落といいます。神子原村も、そんな限界集落の一つでした。高野氏は、この限界集落の立て直しを市長から命じられました。ただし、与えられた年間予算はたったの60万円。普通なら、こんな額では何もできないと考えるでしょう。 しかし、高野氏は市長からの指示に従うことにしました。ただし、「いっさいの稟議を廃し、自分だけの判断、決断で村の立てなおしを進めさせてほしい」という条件を付けました。行政の世界は何事も稟議で決められます。その意味では非常識な要求でしたが

    ローマ法王に米を食べさせた男
  • うめきた未来会議MIQS02

    isrc
    isrc 2014/04/03
    どんなに凄いことを考えたり実行していても、それが広く伝わっていかなければやはり「人知れず」になってしまって、世の中を変えるところにまでは行きつかない/広く伝わることによって大きなうねりとなっていく
  • 潮目は変わった

    2013年も既に10日余りが過ぎましたが、あらためまして新年おめでとうございます。年もよろしくお願い致します。 年末に政権も自民党に戻り、第二次安倍内閣は直ちに経済再生最優先で精力的に動き始め、緊急経済対策の策定や産業競争力会議の組織化などのアクションも迅速です。結果的に株価や為替も好感しており、2013年は近年になく明るいスタートになったと感じております。とにかく、早急なデフレ脱却と成長戦略の確実な実行に大いに期待したいと思います。 一方で、確実に経済を再生させるためには、当然、政府に任せているだけでは駄目で、我々国民の一人一人が潮目が変わったことをきっちりと認識して力強く前に向かって進んで行く姿勢も大事だと思います。民主党政権下の暗黒の3年間ですっかり沈滞してしまった人々の意識が後ろ向きなまま変らなければ、せっかくの政権交代をチャンスとして活かして行くことになりません。今はまず、世間

    isrc
    isrc 2013/09/26
    ①人のコピーではなくて新しい領域を開拓する ②生み出した商品は国内だけでなく最初から世界で同時に販売する/まず、未知の領域に果敢に挑む開拓者精神を取り戻すことが何よりも重要
  • ALEXCIOUS as an Auditorium

    isrc
    isrc 2013/09/26
    日本の大企業の役割はある意味終わった/これからは、日本人ももっと個人個人のアジェンダで世界に向けてどんどん積極的に発信していくことが重要/多くの日本のチャレンジャー達が生み出している壮大な物語を世界に
  • 年齢を重ねるということ

    今月、誕生日を迎えてまた一つ歳を重ねた。私と同じ世代の友人達は、大抵が民間企業や公官庁で、そろそろ上がりのポジションに入って、傍から見ていると悠々自適な生活を満喫しているようだ。社で上り詰めることは叶わなくとも、子会社等で比較的余裕のあるポジションに着いたり、子供たちも既に巣立っていて、やれゴルフだの、夫婦での海外旅行だのと、金銭的にも時間的にも余裕のある生活を送っているように見える。 それに比べて、私自身は現在起業して3年が経ち、自ら始めた事業を軌道に乗せようと悪戦苦闘の毎日が続いている。先日、久し振りに会った昔の同僚から、「もっと楽な選択肢はいくらでもあったろうに、一体、何の為にまだそんな苦労を続けているのですか?」と面と向かって言われた(笑)。なるほど、そのような見方もあるのかもしれないな、と思った。 しかし、人にどう思われようと、これが自分の求める生き方なのだから仕方がない。こん

    isrc
    isrc 2013/09/26
    どう思われようとこれが自分の求める生き方なのだから仕方がない。こんなに課題や可能性に満ち溢れた時代を迎えて、このまま穏便にリタイアして行くというような生き方は自分には絶対に出来ないし向いていないのだ。
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