米軍基地の問題についてアメリカはどう思っているんでしょうか。テレビ番組などでそう訊かれることがよくあるが、答えは「アメリカ」が何を指すかによって変わってくる。ホワイトハウスか。国務省か。国防総省か。海兵隊か。議会か。それぞれ思惑も優先順位も、判断基準も違う。外交問題や経済政策でもそうだが、アメリカとひとくくりにして「こう思っている」と言えることは実際にはほとんどない。 在外米軍についてワシントンの官僚が実情をろくに把握せず、現場の制服組が途方に暮れたりブチ切れたりすることはしょっちゅうある。中東政策はワシントンの中でも常に意見が分かれ、とくにブッシュ前政権ではホワイトハウスに各省、副大統領、ネオコン、中東ロビーが入り乱れて収拾のつかないことになっていた。 普天間問題については、アメリカ側の当事者、利害関係者、外野のグループは今、どう思ったり感じているのだろうか。それぞれの胸の内を勝手に想像
2010年05月19日00:00 カテゴリ社会・世界情勢メディア 中国潜水艦、浮上航行の軍事的意味 「パックインジャーナル」より CATV朝日ニュースターの番組「愛川欽也のパックインジャーナル」を、ときどきテープ起こししてくださる、マリネッリ恵さんという方がいらっしゃいます。今回も、とても重要な話を文字にしてくださったので、ご快諾を得て転載します。「中国、とくにその海軍力の増強は脅威だ。沖縄から海兵隊がいなくなったら、すぐにも尖閣を取りに来る。その証拠に、このごろは挑発行動をとっている」と煽る岡本行夫サンが、「軍事がわかってない」と言われる理由が、この一事だけでもわかります。 ブログに字数制限がある関係で、すこし省略しました。 *****ここから引用です***** 杉並区のマリネッリ恵です。 4月24日(土)、朝日ニュースターの「愛川欽也 パックイン・ジャーナル」を見ました。出演者は次の方
2009年12月09日00:00 カテゴリ社会・世界情勢メディア NHKは世論操作をやめて! 普天間・辺野古 最近、岡田外相の顔がやつれて見えます。先日の名護での市民との対話集会、民主党沖縄県連が参加者を選び、メディアはシャットアウトという、旧政権のタウンミーティング形式(どうせ外務省が入れ知恵したのでしょう)だったにもかかわらず、野次りたおされたことは、目取真俊さんのブログになまなましく紹介されています。 問題のシンポジウムは、日経新聞とアメリカの保守系シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)の共催でした。アメリカ側はCSISのハムレCEO、アーミテージ元国務副長官、グリーン元大統領補佐官、マイヤーズ元在日米軍司令官、ボデスタ元大統領首席補佐官、日本側は石破元防衛大臣、長島防衛政務官。まさに錚々たる顔ぶれです。どれだけのお金をかけたやら。これを12月8日にぶつける。気合いが入っていま
読売新聞(2010年5月19日03時02分)が、以下のような記事を流している。「米軍普天間飛行場移設問題で、政府は、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に建設する代替施設の工法を「埋め立て方式」に戻す方向で最終調整に入り、米政府側に伝えた。」と、「複数の政府筋が18日、明らかにした。」そうだが、この読売にリークした「複数の政府筋」とは、誰と誰のことなのか。平野官房長官、あるいは噂の面会拒絶男・佐野忠克政務担当秘書官か。日米実務者協議に出席した官僚か。それとも、読売新聞の期待と憶測に基づくトバシ記事か。それにしても、この記事、そうなって欲しいという願望記事としてはよく理解できるが、本気で、この記事の通り、これでめでたく決着すると思っているのだろうか。いずれにしろ、「県外・海外移設案」を片っ端から潰しまくって、「従来案」で決着・・・、メデタシ、メデタシ・・・とは、沖縄軽視、沖縄蔑視
government of the people, by the people, for the people どうしてこんな記事になるのだろうか。 今朝の読売新聞一面トップ。「結局、辺野古埋め立てへ…普天間移設」。 普天間基地の代替基地は、現行案の通り辺野古崎に埋め立て方式で建設する政府方針を伝える内容だが、記事をよく読むと根拠が不明で、「飛ばし記事」の疑いが濃い。 まずは記事(原文はこちら )を読んでいただきたい。できる限り言葉を削りコンパクトにしたのが下記である。 普天間問題で、政府は辺野古に建設する代替施設を「埋め立て方式」に戻す方向で最終調整に入り、米側に伝えた。複数の政府筋が18日、明らかにした。 「杭打ち桟橋」方式は、米側が難色を示しているため、断念する方向。移設問題は、現行計画にほぼ近い案に戻る見通しが強まった。 政府は日米外務、防衛当局の課長級、審議官級実務者協議で、米側
米軍普天間飛行場移設問題で、政府は、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に建設する代替施設の工法を「埋め立て方式」に戻す方向で最終調整に入り、米政府側に伝えた。 複数の政府筋が18日、明らかにした。 有力案だった「杭(くい)打ち桟橋」方式は、米政府側が安全・技術面で強い難色を示しているため、断念する方向だ。移設問題は、鳩山政権発足以来8か月間の迷走の末、最終的に、移設場所も工法も、現行計画にほぼ近い案に戻る見通しが強まった。 政府は17日から都内で開いている日米外務、防衛当局の課長級、審議官級実務者協議で、米側にこうした方針を提示した。沖縄県幹部にも17日、非公式に伝えた模様だ。政府関係者は18日、「杭打ち桟橋方式に対する米側の反応は厳しい。協議に持ち出す雰囲気ではない。こちらももう、考えていない」と語った。 政府が先にまとめた移設最終案は、2006年に日米が合意したキ
どうなってるの?!米軍再編その3「グローバルな視点から見た米軍再編」 沖縄で、岩国で、厚木で、着々と進行しつつある「米軍再編」。 しかしそれは、日本だけで起こっている事象ではありません。 世界で今、何が進められようとしているのか、その狙いとはどこにあるのか。 平和に関する情報調査・研究活動で知られる NPO「ピースデポ」の梅林さんにお話を伺いました。 梅林宏道(うめばやし・ひろみち) 1937年兵庫県生まれ。東京大学大学院を修了後、大学教員を務めるが1980年に退職。フリーの反戦平和活動家として、NPO「ピースデポ」を設立、代表を務める。現在はピースデポ特別顧問。核軍縮を目指す国際NGO「中堅国家構想(MPI)」運営委員なども務める。主な著書に『米軍再編−−その狙いとは』(岩波ブックレット)、『在日米軍』(岩波新書)などがある。 「9・11」以前から始まっていた米軍再編 先日、空母艦載機受
『社会意識と社会構造』 『サブカルチャー神話解体(1993)』に結実された膨大な調査研究から構成される本講義は、戦後人々がどのように「音楽」や「漫画」などのサブカルチャーを享受してきたかを論じながら、社会的コミュニケーションの変容を明らかにすると共に、その変容がもたらした現代社会の病理に迫ります。 『社会学原論』 宮台社会学のすべてが詰まった本講義は、「社会学以前」から「社会学主義」までを体系的に扱い、この社会の全体像を浮き彫りにします。周辺の学問との結びつきを明らかにしながら、思想史という大きな流れの中で現代社会を読み解く「串刺しの思考」は宮台社会学の真髄です。「言葉によって言葉の外に連れ出す」その講義手法そのものが最大の魅力です。 開講日と開催地 第1回 10月21日(土)神戸会場 第2回 11月 5日(日)福岡会場 第3回 11月11日(土)仙台会場 第4回 11月18日(土)東京会
普天間問題と米軍グアム統合計画 ーメディアはいつ眠りから醒めるのか― 梅田 正己(書籍編集者) http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/371.html 投稿者 ダイナモ 日時 2010 年 2 月 27 日 11:32:39: mY9T/8MdR98ug http://www.masrescue9.jp/press/umeda/umeda.html 現在、 このマスコミ9条のホームページの冒頭には、 防衛省が作成した 「在沖米海兵隊のグアム移転について」 というレポートが転載されている。 たいへん興味深く重要な情報だ。 しかしその重大さを正確につかみ取るためには、 もう一つの重要な情報を知ることが必要だ。 以下、 その 「もう一つの重要な情報」 についてお知らせしたい。 ◆普天間問題と海兵隊グアム移転 に関する日米交渉の経過 「世にも不思議な物語」。
テレビや新聞で耳にする、政治や経済の言葉。 でも、皆さん、本当に意味わかっていますか? 今更聞けない用語、けれども知らぬは一生の恥。 おバカ編集部のおバカな質問を、浜田先生にお答え頂きます! ▼おバカ編集部 連日報道されている普天間基地の移設問題。いったい何をこんなにモメているのですか? ▼浜田先生 はい。まずこの普天間基地というのは、沖縄宜野湾市に位置する米軍基地です。1945年、太平洋戦争の戦地であったこの地を米軍が占領し、本土上陸に備えて飛行場を建設していきました。その名残となるのが、普天間基地や嘉手納基地です。1972年の沖縄返還後には規模が縮小されたりもしましたが、日米安保条約のもと現在まで存在し続けてきました。そこで今、日本政府はこの基地を「最低でも県外、できれば国外に移設したい」と言っているのです。 ▼おバカ編集部 なぜ、移設する必要があるのですか? ▼浜田先生 もともと米軍
オスプレイの配備計画や防衛省No2高見澤←この腐れ官僚や、国民騙しの自民党について話す真喜志好一氏のマル激は必見。 http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/180.html 投稿者 SOBA 日時 2010 年 3 月 10 日 12:41:33: LVbi13XrOLj/s マル激関係を2本、真喜志好一氏(建築家)と、『東京政治』への不信感の根底にあるもの玉城デニー氏(衆議院議員)。 http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2010/03/post-bf93.html マル激関係を2本ご紹介。 ↓開始は16分から。 3月9日 16:30~放送(103分) マル激トーク・オン・ディマンド 465回生放送(2010年03月09日) http://www.videonews.com/on-demand/461470/001378
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