第1部は確かに無鉄砲なカミナに80年代のロボットアニメを重ねたし、第2部はカミナがいなくなった後のシモンにシンジを感じた(2部の最後は、これがガイナックスのエヴァに対する10年後の答えなんだと思った)。じゃあ、今やってる第3部は2000年以降か「エヴァ後」のアニメってことかな。実はこないだから、「エヴァ後」ってなんだ?ということがとても気になっていた。エヴァにカウンターを仕掛けたアニメってなんだというところから入ってしまったので、わけがわからなくなってしまった。富野由悠季がブレンパワードで母親とか血のつながりというあたりのエヴァの考え方を否定して見せたり、ターンAやキングゲイナーで頭だけで考えるなよと訴えたあたりはさすがだという気がするけど、なんというか、直接対比させるようなものには感じない。でも、10年後の今、エヴァに対する感覚は当時とは大きく変わっている。どうも年を取ったせいというだけ