卵かけごはんが空前のブームとなっているが、今度は「ねこまんま」が注目されている。「白いごはんに鰹節と醤油」が基本だが、バター、カップ麺、揚げ玉、ケチャップといった冷蔵庫にある材料も使って、いかにごはんをおいしくたべるか、というアイデアが満載だ。「ねこまんま」に特化した料理本も登場し、発売から1か月で2万冊以上が売れ、重版が決まった。 ■ごはん代を除いて1食約30円でOK 136種類もの「ねこまんま」を集めた料理本、「おとなのねこまんま」が話題だ。2009年1月22日の発売から1か月で2万冊以上が売れた。 購入者は10〜30歳代が中心で、学生、主婦、会社員、と幅広い。材料の分量は適当で、火を使わずにできるという手軽さが男性にもうけ、購入者の3〜4割を占める。通常の料理本の場合、男性購入者は1割程度だという。 かつおぶし系、みそ汁系、バター系、たまご系、調味料・薬味系など、のせる食材ご