東日本大震災で被災した人たちへの思いをはせ、被災地と東京をつなぐ橋渡しをしようというカフェが震災から4年の今月、東京・日本橋にオープンしました。運営するのは大手不動産会社で1人の女性社員の熱意が会社を動かし、オープンにつなげました。 このカフェは、今月3日に東京・日本橋にオープンした「わたす日本橋」です。被災地と東京を橋渡ししたいという願いを込めて名付けられました。 3階建てのうち、カフェになっているのは1階と2階部分で、津波の被害を受けた宮城県南三陸町の海の幸など、東北各地の食材を使った料理を提供しています。 また、3階では、インターネットによるテレビ会議システムが用意され、東京の大学生のボランティアが、被災地の中学生に勉強を教えています。仮設住宅での生活で学習環境が整っていない子どもたちも多く、少しでも役に立ちたいと大学生が集まってきます。 カフェを運営するのは、東京の大手不動産会社で