ブックマーク / himaginary.hatenablog.com (7)

  • GDPとIQの因果関係 - himaginary’s diary

    について調べたフィンランドの研究者Eka Roivainenの論文をUDADISIが紹介している。 以下はその要旨。 Lynn and Vanhanen (2012) have convincingly established that national IQs correlate positively with GDP, education, and many other social and economic factors. The direction of causality remains debatable. The present study re-examines data from military psychological assessments of the German federal army that show strong IQ gains of 0.5 I

    GDPとIQの因果関係 - himaginary’s diary
    itarumurayama
    itarumurayama 2012/10/25
    東ドイツは過去は共産主義、抑圧体制だった。経済要因以上に、抑圧要因の方がIQに悪影響与えた気がする。
  • 貧しい少女が妊娠するのは合理的な行動 - himaginary’s diary

    2/3エントリではカール・スミスとブライアン・カプランのdeserving poorを巡る討論に纏わる話題を紹介したが、そのカール・スミスが昨年末のブログで表題のような主張を行っていた(H/T ターラー・コーエン) その理由は以下の通り。 16歳で避妊をせずに定期的に性交渉を行えば、ほぼ確実に妊娠する。出産で死亡する可能性は低く、その年齢ならば後期流産の可能性も低い。 子供を持つことが人生最大の喜びであることは多くの人が認めるところである。 それに対し、一般に推奨される進路、即ち刻苦勉励して学歴を取得することは、一種のギャンブルである、とスミスは言う。というのは、そのように社会の階段を上がることと引き換えに出産時期を遅らせることには、結局子供を持てなくなるリスクが存在するほか、時間割引率をも伴うからである。 ちなみにスミス自身は貧しい黒人の少年だったが、そのギャンブルに勝ったことを自認して

    貧しい少女が妊娠するのは合理的な行動 - himaginary’s diary
  • 好況時に死亡率が上がる理由 - himaginary’s diary

    がほぼ解き明かされたとして、Robin HansonがこのNBER論文を紹介している(エズラ・クライン・ブログのBrad Plumerエントリ経由)。 以下はHansonの引用から。 We find that most of the additional deaths that occur during times of economic growth are among the elderly, particularly elderly women. … Cyclicality is especially strong for deaths occurring in nursing homes, and is stronger in states where a higher fraction of the elderly reside in nursing homes. … Staff

    好況時に死亡率が上がる理由 - himaginary’s diary
    itarumurayama
    itarumurayama 2011/12/24
    でも日本では自殺死亡率と不景気が正相関な気がする
  • ザ・デイリー・ショーに取り上げられた美男美女税 - himaginary’s diary

    少し前に以下のツイートが話題になったが、 1998/11のバローのビジネスウィーク記事や大竹文雄氏の小論*1に示されている通り、この話の元ネタはテキサス大学のDaniel Hamermeshらの研究である。そのHamermeshが、「The Daily Show with Jon Stewart」でコケにされている(H/T Stephen Williamsonのブログエントリのコメント*2)。 以下は、その番組の各シーンのやり取りを小生が勝手に要約してみたもの。 記者 醜いことが収入等の面で不利になることが分かったのは、ご自身が醜いからですね。 Hamermesh いいえ、このことを深く研究した経済学者だからです。 記者 あなたはご自身を客観的な数字という尺度ではどのように評価されていますか。 Hamermesh 3ですね。 記者 なるほど、10段階の3ですね。 Hamermesh いいえ

    ザ・デイリー・ショーに取り上げられた美男美女税 - himaginary’s diary
    itarumurayama
    itarumurayama 2011/11/24
    顔の美醜なんて文化時代で変わる。平安時代の美人なんて、今の基準じゃブス。
  • 地産地消は環境に良くない - himaginary’s diary

    とEd Glaeserがボストングローブに書いている(原題は「The locavore’s dilemma」;Economist's View経由)。 その理由は以下の通り。 2008年のカーネギーメロン大学の2人の研究者の調査によると、米国産の物の消費は一家計当たり年間8.9トンのCO2に相当する温室効果ガスを生み出す。そのうち物の配送から生み出されるのは0.4トンである。また、農作物の供給網上の輸送から生み出されるものの総計は一家計当たり年間1トンである。 我々は、配送を縮減することによる環境へのベネフィットと、物を必ずしも最適ではない栽培地で生育することによる環境へのコストを比較衡量する必要がある。例: 最近の英国での調査によると、英国産のトマトの消費はスペイン産のトマトの消費の約3倍の温室効果ガスを生み出すという。寒い英国でトマトを生育することによって費やされる余分なエネルギ

    地産地消は環境に良くない - himaginary’s diary
    itarumurayama
    itarumurayama 2011/06/21
    松永和紀は純医学的にも地産地消はマイナスと言っている。ローカルな土壌汚染(例:コメのカドミウム、ひじきの砒素)の影響を受けやすくなるから。
  • 日本の比較劣位産業? - himaginary’s diary

    イースタリーが面白いことを書いているので、以下に訳してみる(Economist's View経由)。 経済学は国は専門に特化せよという…経済学への特化を含めて (Economics tells countries to specialize…including specializing in economics) 経済学で最も権威があり、かつ、私見によれば最も強力な富の創造をもたらす概念は、専門への特化による利得ならびに交易による利得を説く比較優位の考え方だ。周知の通り、国によって得意分野は異なる。スイスはチョコレートを提供してくれるし、ドイツはビール、フランスはワイン、そして英国は…ええと、英国は…、ええと、ええと…。 ああ、そうだ、そもそも英国こそ、比較優位と専門への特化や交易による利得という概念を提供してくれた国だった! こうしたことを考え付いたのは、将来の経済学博士を目指す学生に対

    日本の比較劣位産業? - himaginary’s diary
    itarumurayama
    itarumurayama 2010/03/21
    個人的には文学系学科も縮小して人的リソースを有効活用すべき
  • 日本経済は39-43歳の人口層で決まる - himaginary’s diary

    "The Great Bust Ahead"というの宣伝ページに以下のような図が掲げられている(ワシントンブログ経由)。 図に付けられている説明文を訳すと次のようになる。 日の1990-2003年の深刻な経済不況は、同様*1の人口との関係によって生じたのか? データはそうであることを示している。チャートは日政府の統計に基づいている。この図では、インフレ調整済み日経平均と、41歳を中心とする5歳区切りの人口層を描いている。日の労働省(ママ)によると、大企業では労働者が50歳に達するまで賃金が上昇するが、小企業ではそれが40歳である。そして米国と同様、労働者の圧倒的多数は小企業に勤務しているので、日の労働者の支出が多い年齢は米国より数年はやく、おそらく41歳近辺だろう。米国の図と同様、インフレ調整済み日経平均(経済)は当該人口の低下に沿って動いている。2003-4年には当該人口は上昇

    itarumurayama
    itarumurayama 2009/10/11
    私的には40代前半人口比率が多いと労働生産性が高まり経済成長性が高まると解釈(消費能力が高いからではない)
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