サッカー・スルガ銀行チャンピオンシップ(3日、静岡スタジアムエコパ)昨季のナビスコ杯とスダメリカーナ(南米)杯の王者が対戦。磐田がインデペンディエンテ(アルゼンチン)との2-2からのPK戦を4-2で制し、優勝賞金3000万円を手にした。日本勢は昨年のFC東京に続き2連覇。磐田は前半にオウンゴールで先制。一時は逆転を許したが、後半14分にFW荒田智之(25)のゴールで追いつき、PK戦でGK川口能活(35)が2本止める活躍を見せた。 磐田のGK川口が、PK戦での強さを発揮した。2人目を右に跳んで右手1本で止めて相手にプレッシャーをかけると、3人目も同じように右手で弾き、チームを今季初タイトルに導いた。 「あいつも戦っている。あいつが力を貸してくれたんだと思う」 急性心筋梗塞で倒れた松田選手への思いが、心の中にあった。古巣の横浜Mで7年間いっしょにプレー。日本代表でもともに戦い、1学年下の後輩を