ヤマハスタジアム - 11,226人 ジュビロ磐田 1-2 横浜F・マリノス 1-0 前半17分 那須 大亮 1-1 前半35分 渡邉 千真 1-2 後半06分 中村 俊輔
ヤマハスタジアム - 11,226人 ジュビロ磐田 1-2 横浜F・マリノス 1-0 前半17分 那須 大亮 1-1 前半35分 渡邉 千真 1-2 後半06分 中村 俊輔
<J1:横浜2-1磐田>◇第3節◇9日◇ヤマハ ケガから5戦ぶりに復帰した横浜MF中村俊輔(33)が、決勝PKを決めた。1-1で迎えた後半6分に、かつての同僚のGK川口との「一騎打ち」を制して、敵地で磐田に2-1で競り勝ち、4連勝。首位の柏を勝ち点差1で追走した。今季は小学生以来の主将を務めるファンタジスタが、04年以来の優勝へ向けて、あえて泥くさいプレーで選手を鼓舞した。 キャプテンマークが巻かれている左腕付近を、中村が右手で誇らしげにたたいた。後半6分、横浜、日本代表で先輩だったGK川口との勝負に勝ち、決勝点となるPKを決めた。 互いによく知る相手。相対したときに中村は相手の目を見続けた。「あんまりそういうことはしないんだけど」。視線を合わせない川口をあえて直視。そして蹴る寸前に目が合うと、今度は自分から視線を外した。「それで自分のタイミングで蹴れた」。相手を動揺させるような心理戦に勝
J1第3節第2日(9日、磐田1-2横浜M、ヤマハ)1-1の後半6分。横浜MのMF中村俊輔はPKでボールをセットすると、磐田GK川口の目を見つめ続けた。川口が目を見返すと左足を一閃。反応が遅れた川口の指先に当たり、シュートは右隅に突き刺さった。 「やりづらかったけど、タイミングを外せたのでよかった」。経験が凝縮された20秒を制し、ニヤリ。左太もも負傷から5戦ぶりに復帰し、9試合ぶりのゴールを決めた。 蒸し暑さの中、自陣で守備に走り、味方に声をかけ、主将の責任も体現した。「そういうことをやるのも大事」。レギュラーを失った南アW杯。励ましてくれた川口に「助けられた」という。先輩への感謝と敬意が、勝利を引き寄せた。 これが決勝点となり、チームは4年ぶりの4連勝。1933日ぶりの首位はならなかったが、名門復活が近付いた。(志田健)試合結果へ (紙面から)
逆転4連勝に木村監督「本当に大きいよ」…横浜M ◆J1第3節 磐田1―2横浜M(9日・ヤマハスタジアム) 先制され、攻め立てられる苦しい展開の中、横浜Mは逆転で4連勝。木村監督は「手堅いというか、石橋をたたいたというか」と苦笑いしながらも「この勝ちは本当に大きいよ」とかみしめた。 0―1の前半35分、渡辺がしぶとく得点を決めた。「雰囲気がよくない中で大きかった」と監督が褒めちぎった同点ゴールが、チームに落ち着きを取り戻させた。 そして故障のため、5試合ぶりに出場の中村が後半6分にPKを決めて勝ち越し。戦列に戻った主将は「どんどんチームが形になってきている。いい意味で勝ち癖がついてきた」とチームの成長に自信をのぞかせた。
俊輔、PK決めた!4年ぶりの4連勝…横浜M 後半6分、5試合ぶりに出場した横浜M・中村(右)が逆転となるPKを決める(左はGK川口) ◆J1第3節 磐田1―2横浜M(9日・ヤマハスタジアム) 勝負を決めたのはやっぱりこの男だった。横浜MのMF中村は右手で左胸のエンブレムを握りしめ、ゴール裏のサポーターに向かって走りだした。先制されながら、FW渡辺の3戦連発弾で1―1とした後半6分。FW小野が獲得したPKを、左足で「師匠」と慕うGK川口の構えるゴールへ冷静に決めた。「ずっと(川口の)目を見ていた。向こうはボールを見ていて、蹴る瞬間に俺を見たから仕切り直した。ゴールが狭く見えた」と振り返った。「FKの駆け引きが見てみたい」と話していた木村和司監督(52)はPKだったが「面白かった」と声を大にした。 左太ももを負傷し、これが5試合ぶりの実戦だった。前半途中から、それまでの右MFからボランチにポジ
日時:2011年7月9日19:00 会場:ヤマハスタジアム 1-0 那須大亮(前17分) 1-1 渡邉千真(前35分) 1-2 中村俊輔(後6分)
日時:2011年7月3日18:00 会場:日産スタジマム 0-1 オウンゴール(前22分) 1-1 大黒将志(前37分) 2-1 渡邉千真(後26分)
<J1:横浜2-1磐田>◇第3節◇9日◇ヤマハ 磐田は2位横浜をホームに迎え、前半17分にMF那須大亮(29)が先制点を挙げたが、逆転負けした。 主将の一振りで均衡を破った。前半17分、DF駒野のクロスをゴール中央に走り込んだMF那須が迷わず左足を振り抜き、先制弾。先月25日に長女が生まれ、前節神戸戦で「パパ1号」を決めた那須は「また点取りたいですね」と話していた通り、05年以来、自身2度目となる2試合連続ゴールを奪ってみせた。 その後も右DF駒野が積極的に攻め上がりクロスを供給したが、追加点は奪えず、時間の経過とともに主導権を握られた。同35分に右サイドを崩され、流れの中から失点。ハーフタイムに柳下正明監督(51)が「小野へのプレスを確認すること」と警戒を促したが、その小野に対し、後半6分、DF藤田がペナルティーエリア内でファウルを犯してPKを献上。これを横浜MF中村に決められて逆転を許
<J1:横浜2-1磐田>◇第3節◇9日◇ヤマハ 2連勝中の磐田が先手を取った。前半17分、右DF駒野のクロスをMF那須が左足ダイレクトでゴール中央に突き刺して先制。主将の2戦連発弾で主導権を握った。だが、3連勝中の横浜も譲らない。35分、右サイドの細かいパス回しで中央に進入。ゴール前でボールを受けたFW渡辺が反転しながら右足でシュートを放ち、ネットを揺らした。渡辺は3試合連続ゴール。前半は1-1で折り返した。 後半は早々に試合が動いた。同7分、横浜MF小野がドリブルでペナルティーエリア内に進入。相手DFのファウルを誘いPKを獲得した。これを5試合ぶりに先発出場したMF中村が、落ち着いて右隅に決めて勝ち越しに成功。一方、ホームで負けられない磐田も反撃。同20分過ぎに今季5得点を挙げている大卒ルーキーのFW金園を投入した。パワープレーで同点を狙ったが、最後までネットを揺らせず。横浜は中村の決勝
サッカーのJリーグは今年、設立20周年の節目を迎えた。発足時に掲げた理念は、サッカーのレベル向上や地域に根ざしたスポーツ文化の醸成。誕生直後の大ブームや日本代表の強化といった“明”、人気停滞などを原因とするクラブの経営難といった“暗”を抱えながら、現在も理念実現への道を模索し続けている。(奥山次郎) 日本のサッカー界に転機が訪れたのは1991年だった。Jリーグの正式名称である「日本プロサッカーリーグ」が10クラブで発足。92年にはナビスコ杯を開催し、93年にはリーグ戦の創設にこぎつけた。クラブ数を徐々に増やして99年にはJ1・16クラブ、J2・10クラブによる2部制をスタート。ガイナーレ鳥取がJ2に加盟した今季は、J1・18クラブ、J2・20クラブ体制となっている。 Jリーグは発足直後の大ブームや人気低迷期などの起伏を経て少しずつ成熟してきているようだ。J1の平均入場者数は93年に1万7
J1第2節は3日、日産スタジアムで2位横浜M―3位川崎の「神奈川ダービーマッチ」を行う。午後6時キックオフ。タイトル戦線生き残りを懸けた上位対決は、相次ぐ「県内移籍」による因縁も相まって、白熱の度合いを増している。 前節・山形戦の試合直後、得失点差で川崎を上回り、2位に浮上したことを確認した木村監督は「川崎だけには絶対負けたくない」と闘争心をむき出しにした。昨季まで川崎に在籍したMF谷口も、週明けの時点で早くも「入れ込みすぎるなってみんなから言われていた」(同監督)というから、この一戦に懸ける激情は、至る所から伝わってくる。 ここ2年の間に横浜Mから川崎へと移籍した3人の存在が、両者の関係を一層複雑なものにしている。MF山瀬にDF田中裕、それに昨季移籍したDF小宮山は、いずれもかつてはトリコロールの主力だった。 だが、横浜Mの顔とも言うべき日本代表DF栗原は「(契約非更新になった山
記録達成と阻止狙うも横浜Mに敗れる…山形 後半2分、山形・大久保(左)が横浜M・金井と競り合う ◆J2第18節 山形0─2横浜M(26日・NDソフトスタジアム山形) 仙台の不敗神話がついに止まった。敵地で清水と対戦したJ1仙台は0―1で敗戦。2戦連発と、J1&J2通算60ゴールを狙ったMF梁勇基(29)だったが、相手のゴールネットを揺らすことは出来ず。チームは後半36分に決勝点を献上。J最長タイとなる13戦負けなしはならなかった。J1山形は横浜Mとホームで対戦し、2―0で完封負け。小林伸二監督(50)の史上27人目の通算50勝はお預けとなった。 記録の達成と阻止。2つの狙いを持って山形は横浜Mと対戦した。 相手は前節までにリーグ戦のチーム通算999得点。J4チーム目の1000ゴールを阻止すべく闘志を燃やしていた。「それだけは避けたい」とMF佐藤。スポーツニュースに映像で紹介される屈辱を回避
栗原が横浜通算1000ゴール目!2連勝で2位浮上
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