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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (9)

  • 希望 = ゴールを見つけること + ゴールへの道を描くこと + ゴールに向かう意志を持つこと

    「希望を持つことは、うつ病の防止に効果的」という、さほど驚きではない研究結果が発表されたそうなのですが、そこで「希望を持つとはどういうことか」が解説されています: ■ You've Got To Have Hope: Studies Show 'Hope Therapy' Fights Depression (ScienceDaily) よく「希望を持て!」などと言われますが(実生活で言われることはそんなにないか)、いったいどうすれば希望が持てるのか。オハイオ州立大学の研究者らによると、希望はただの楽観主義とは異なるもので、「希望を持つ技術」を教育することができるのだそうです。 では希望とは何なのか?というと、 “If you feel you know how to get what you want out of life, and you have that desire to ma

  • iPhone の大成功を誉める前に『なぜビジネス書は間違うのか』

    そりゃスティーブ・ジョブスは結果を出しているし、iPod や iPhone の成功(まだ iPhone が日でどうなるかは予断を許しませんが)は疑うべくもありません。しかし賛美の声ばかり聞かされると、「そんなに凄いのかなぁ」とも思ってしまうわけです(あまのじゃくなので)。もし同じような感覚を抱いている方がいらっしゃったら、『なぜビジネス書は間違うのか』を読まれることをお勧めします。 この、200ページを超える「ビジネス書」なのですが、時間が無い方は全体を読む必要はありません。タイトルにある「なぜビジネス書は間違うのか」のエッセンスを集めた、冒頭の「妄想9ヵ条」を読むだけでも十分。書店で立ち読み……もいいのですが、せっかくなので引用してしまうと: ***** 妄想1 - ハロー効果 ハロー効果とは、企業の全体的な業績を見て、それをもとにその企業の文化やリーダーシップや価値観などを評価する

  • 本文なんていらない。

    "画像とキャプションだけで、メッセージの8割は伝わる" ある人から「もっとブログに画像を入れた方がいいよ」と言われました。画像があった方が、目が引かれて読もうという気になるのだとか。その真偽はともかく、最近読んだ『フォト・リテラシー―報道写真と読む倫理』の中に、写真の力を感じるこんな箇所がありました: 『ナショナル・ジオグラフィック』誌もまた、『ライフ』以上に徹底的な分業体制を誇っている。ここではまず、「ストーリーチーム」(ライター+写真家+写真編集者)がいくつもの(記事になり得る)テーマとストーリーリストを制作し、そこから編集部が決定を下す。次にそのストーリーに基づいた写真家の取材が行われる。取材後の写真がレイアウト部門で作業され、それが終わると、記事は最後に「キャプションライター」に回されるのが、この雑誌の特色である。というのも同誌の市場調査によると、同誌予約購読者の53パーセントは

  • POLAR BEAR BLOG: 第二次世界大戦中のライフハック「仕事を進まなくさせる8ヵ条」

    boing boing からですが、第二次世界大戦中の1944年に米国のOSS(戦略諜報局)が作成した「サボタージュ・マニュアル」なるものが存在しているのだそうです。当然敵地での話ですが(自国でやったら大変)、仕事の進みを遅らせるように人々をトレーニングするためのマニュアルとのこと。その内容が掲載されているのですが、なかなか面白いです: ■ Sabotage manual from 1944 advises acting like an average 2008 manager (boing boing) 意訳込みでてきとーに訳してみると、こんな感じ: 何事をするにも「通常のルート」を通して行うように主張せよ。決断を早めるためのショートカットを認めるな。 「スピーチ」を行え。できる限り頻繁に、長い話をすること。長い逸話や自分の経験を持ちだして、主張のポイントを解説せよ。「愛国的」な主張をち

  • 人は「比較可能」が好き

    "Predictably Irrational"を読書中。少し前に買って放置していたのですが、先日読売新聞の書評欄で紹介されていたのを見てようやく読み始めました。タイトルは「予測可能な不合理」といった意味で、副題に「我々の決断を左右する隠れた力」とあるように、一見したところ不合理に見える行動の裏側にはどんな心理が隠れているのかを解き明かす。著者の Dan Ariely さんはMITの行動経済学者で、書でもMITの学生達(不合理な行動などするわけがない、と信じられている人々)を被験者にした実験が数多く紹介されています。 ちなみにこのブログでも、そんな実験の1つを以前紹介したことがありました: ■ ドアを閉めろ! こんな感じのユニークな実験を基に話が進むので、モルモットになった学生達は大変だなぁと思いつつも、面白おかしく読んでいます。たぶん、というより確実に邦訳されると思うので、覚えておく

    ite
    ite 2008/05/15
    面白そう。ぜひ読みたい。早川に超期待。
  • いっそのこと、日本はピラミッド建設に乗り出したらどうか。

    かつて勤務していた地方の県では和歌山と同様、道路建設が最大の関心事だった。その県の関係者がこんなことを言っていた。「道をつくるのは福祉事業みたいなもの。それ自体が目的で、おまけで車が走れるということだ」と。これは道路特定財源関連法案の再可決を目指す紀伊半島1周行進のゴールで仁坂知事が話していた「財源をカットし、投資をしなければ必ず生活は悪くなる」という話に通じるものがある。 ■ 【紀州路から】道路つくって生活は豊かになった? (MSN産経ニュース) から抜粋しました(太字は引用者)。国民の過半数から支持を得ていないのに、地方の政治・行政関係者が頑なに道路建設を守ろうとするのは、「建設」それ自体が地域経済に与えるプラス効果を維持したいからだというのは良く指摘されるところです。しかし「おまけでクルマが走れる福祉事業」という表現があまりにも適切で笑ってしまいました。 しかしこの記事でも指摘されて

    ite
    ite 2008/05/15
    実際にピラミッドを作るって事は無いだろうけど、こう言った視点の切り替えをした上で沢山案をだすのは重要だよな。何しろ金額が大きいのだから、少しくらい考える人が居るべき
  • 広告は必要ない、だから宣伝っぽいものは無視される - POLAR BEAR BLOG

    そう言われればその通りの話なんですが、「宣伝っぽいコンテンツは無視される」ということが実証されたそうです: ■ Fancy Formatting, Fancy Words = Looks Like a Promotion = Ignored (Jakob Nielsen's Alertbox) タイトルを訳すと「フォーマットに凝る=宣伝に見える=無視される」という記事。「U.S. Census Bureau (国勢調査局)のホームページにアクセスして、アメリカ合衆国の現在の人口を確認して」とお願いしたところ、なんと86%の人々が情報を見つけられなかったそうです。そんなに見つけにくい位置にあったのか、と思いきや…… この画像、Census Bureau のトップページなのですが、ご覧の通り画面右上にデカデカと書かれています(Data Finders 欄の"Population Clocks"

    広告は必要ない、だから宣伝っぽいものは無視される - POLAR BEAR BLOG
    ite
    ite 2007/09/08
  • 意外にマトモな『プロパガンダ教本』

    先日、『プロパガンダ教 ― こんなにチョろい大衆の騙し方』というを買ってきて読みました。1928年発表ですから80年近く前に書かれたものなのですが、「W・リップマン『世論』と並び、PRマン、広告関係者必須のバイブル的な存在となっている」とのこと。 内容はその名の通り「プロパガンダ」の効果と実践方法について。しかしここで言う「プロパガンダ」とは、「国が(主に悪い目的のために)大衆を扇動する」などという行為ではなく、今日ならどんな企業でも実践しているPR・マーケティング手法に近いです。著者のエドワード・バーネイズはあえて「プロパガンダ」というイメージの悪い言葉を書のタイトルに使っているのですが、その辺の理由は彼の経歴に関係がありますので、興味のある方はこのの訳者解説をご覧下さい。 さて、副題に「こんなにチョろい大衆の騙し方」とあるのでよっぽどあくどい方法が解説されているのだろうと期待

  • 名誉回復SEO

    例えば僕がこのブログで「羽賀研二って若いころ苦労したんだねー」みたいなエントリを書き出したら、裏にこんな事情があるのかもしれません: ■ Calling In Pros to Refine Your Google Image (washingtonpost.com) ネット上での悪評を「どうにかして」解決してくれるサービスについて。メインで紹介されている企業の1つは ReputationDefender という会社で、こちらは既にサイボウズラボ秋元さんのブログや、ITpro などで紹介されていたりします: ■ ネット上に流れた失言や悪評を探して削除要請してくれるサービス(秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ) ■ 米国で話題の“ネットの削除人”,失言・失態・都合の悪い過去も抹消できる?(小林雅一の世界最新ITウォッチ) 発想としては「確かにそんなサービスの需要はありそうだな」という感

    ite
    ite 2007/07/04
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