研究所で作業に当たる科学者(2022年9月9日撮影、資料写真)。(c)Thomas SAMSON / AFP 【3月17日 AFP】世界の女性科学者の約半数が、職場でセクハラ被害に遭ったことがあるとの調査結果が16日、公表された。 調査はフランスに拠点を置く市場調査会社イプソス(Ipsos)が、ロレアル財団(L'Oreal Foundation)の依頼で実施した。世界117か国の公立または私立機関50か所以上で働く5000人超を対象に、昨年7月26日から9月12日にかけて実施された。科学、技術、工学、数学などの分野で働く科学者らが回答した。 それによると、回答者の49%が「少なくとも1回セクハラ被害に遭ったことがある」と答えた。被害のうち、半数近くが2017年のセクハラ告発運動「#MeToo(私も)」の後に起こったとしている。 セクハラがキャリアに悪影響を及ぼしているとの回答は65%に上っ
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