いわゆるフロリダ・ゾンビ事件について茶化したり笑ったりする前に知っておいてほしいことについて書く。 まずフロリダ・ゾンビ事件のあらましだが、簡単に言うと、フロリダ州マイアミで薬物中毒のハイチ系アメリカ人が薬でぶっ飛んだまま人間の顔を食ったというものだ。この非常にセンセーショナルな出来事には微妙な点がいくつも含まれている。軽い気持ちで言及していいものではないと僕は考える。 ポイント1: マイアミ この事件の特徴して抑えておくべきポイントは「マイアミ」が舞台であるところだ。マイアミは古くからラテンアメリカ諸国との繋がりが深い街だ。 例えばジャック・ケネディ大統領の時代にピッグス湾事件の主役である亡命キューバ人達はマイアミを根城にしていた。 その他にもラテンアメリカ諸国の亡命者の多くがマイアミに訪れ、定着する。マイアミはそういう特殊な風土の街で、人種間の「対立」が深いと評されることが多い。 マイ
学生支援についての私見 金がないけど勉強をしたいという弱味に付け込んで利息をつけて金を貸すという悪逆非道が平然と行なわれている日本の学生支援は明らかに腐敗している 社会の視点からすれば、高等教育は社会への投資なのに借金をさせるというのは明らかにおかしい 本人の視点からすれば、高等教育は自分への投資なので借金をするというのは明らかにおかしい 借金して株を買うと言いかえればいかにおかしいことか分かる 18 歳からの数年間しか大学に通えないみたいな思い込みもこうした歪みを生む原因になっているように思える 上記の問題を解決する為にマイクロファウンディングや金くれのような仕組みは有用かもしれない そうした仕組みを運用する為に経費を取ることは間違っていない 本当に正しい人道支援とは継続的な運営のために利益をとるものだ kiva だって経費とってるよね 経費 10% は高すぎるという意見はあるかもしれな
結婚しました。 してません。本日は File API を使ってファイルを分割アップロードする話を書きます。コードまだ書いてないので概念だけ。 ファイルアップロードというのは古くからある Web アプリケーションの難問で、今日に至っても解決を見ているとは言えません。大体以下のような問題がある。 プログレスバーとか出せないしユーザビリティを阻害する 大容量の通信がアプリケーションのワーカーを食い潰す 特に下の問題は大きな問題で、 unicorn のような 1 プロセス 1 スレッドみたいなシンプルなモデルのアプリケーションサーバーを使っている際パフォーマンス上の問題が発生する。 プログレスバーに関しては悍しい解決策がいくつかありますが、 GMail が未だに Flash 捨てない事例とかから明らかな通り、どの悍しい解決策にもそれぞれ問題がある。 ですが、 File API を利用して、ローカル
HTML5 の audio タグを使ってアプリケーションを作る際のメモのようなもの 前提: モバイル環境については考慮していない。 前提: というか Google Chrome のことしか考えていない。 HTML5 の audio タグの基本的な使い方は、 audio タグを作って、そいつに対して play() といいうメソッドを叩くと再生がはじまる、というものなのだが、 play() をいきなり叩いても再生がはじまったりはじまらなかったりする。 たぶんソースのロードがうまくいったりいかなかったりするんだろう。死ねクソが。 そこで play() を叩く前に load() というのを実行しておくと、ちゃんと再生が出来る。 load() を実行してから、ちゃんと再生可能になったタイミングで canplay というイベントが発火する。 ということなので var audio = document.
kvm を使ってみての感想を書く。正月に思いたって自宅サーバーの全てを仮想化した。 kvm を使っている。この二ヶ月間は安定して稼動している。非常によい。 ハードウェア VT-x とか AMD-V が効く CPU があればいいんじゃないでしょうか。 IO MMU 仮想化(VT-d, AMD-Vi) があると USB2.0 とかを楽に使える。あるに越したことはないがこれをやるとコストが非常にはねあがる。 CPU: Pentium G630T (6000 円ぐらい) マザーボード: mini-ITX で LGA1155 の適当なやつ(6000 円ぐらい) メモリ: 16GB (9000 円弱) ケース: 60-90W ぐらいの AC アダプタのついた適当なやつ(10000 円ぐらい) HDD: 2TB (1 万円) みたいな構成でだいたい 4 万円前後で組める。ぼくは既存の資産を流用出来る感じ
Mac OS X を使うのをやめたほうがいいと僕が考えるただ一つの理由 名前がやばい。 Mac OS X 10.1 は Puma というコードネームでした。 以下はピューマの気高い美しい姿。 次に出る Mac OS X は Mountain Lion という名前です。 以下は Mountain Lion の気高い美しい姿。 さて賢良なる読者の皆々様におかれましたは、この二つの動物がよく似ていることにお気付きかと思います。 似ていて当たり前、この両者は同一種です。日本人にはピューマとして知られるこの大型の山猫、 ピューマ以外にも、山ライオン(Mountain Lion)、アメリカライオン(American Lion)、あるいは単に Lion などと様々な呼び名があります。 この事実から明らかになることは以下の通りでしょう。 Apple 社は Mac OS X のブランディングをまともにやる気
歴史学用語みたいなやつについて私見。 NHK の大河ドラマで皇室のことを「王家」と呼んでいるシーンに怒っている人が一定数いる。歴史の有識者いわく「天皇」という概念が当時まだ成り立っていなかったから「王家」という言葉を使った、皇室を貶める意図はない、とのことだが、まあ実際のところそうなのだろう、歴史家の意図は。 んでこの騒動自体はどうでもいいと僕は思っている。しかし、「王家」というのは歴史学の用語であって、この言葉も実際のところ当時あまり使われてた記録はない。平安期の朝廷を指す「歴史家達の間の業界用語」として使われている言葉だ。 実際のところ歴史の用語にはこういうの凄く多い。最も有名な例としては「鎌倉幕府」と「室町幕府」が挙げられると思う。歴史において「鎌倉幕府」「室町幕府」という組織が存在していたことはない。 当時の時代の言葉では、「鎌倉幕府」は「鎌倉殿」「関東」「武家」だし、「室町幕府」
Amazon ウィッシュリスト経由で砂 1 トンを送る方法 誕生日などで Amazon ウィッシュリストを公開する人がよくいます。そうした人達に日頃からの親愛の情を示す為に砂 1 トンを送ることが出来ます。 まずウィッシュリストを開き適当な商品を買い物カゴに追加します。 つぎにこちらの商品ページから砂 200kg を 5 個買い物カゴに追加します。これで砂 1 トンです。 レジへ行きます 発送先でギフト用に登録された住所を選択します そして発送すれば砂 1 トンが届きます ウィッシュリストから商品を買い物カゴにいれ、その後ウィッシュリストに無い商品を買い物カゴにいれると、ウィッシュリストに無かった商品もウィッシュリストの住所に送付出来て大変に便利です。
Rails3.1 の assets pipeline についてちょっとした疑問がある。 Rails3.1 の assets pipeline は大変に便利なのだが、 production 時にはひとつの JS として降ってきてしまう。 なので FuckController に対応する fuck.js.coffee に FuckController で使用する処理を書いても ShitController でも実行されてしまう。 なので現状僕は layout/application.html.haml に %div{style: 'display:none'} %span#controller=params[:controller] %span#action=params[:action] とか書いて js の側には $ -> $('#controller').text() == 'fuck'
iOS5 で CSS3 の縦書きがサポートされましたが Ruby について注意が必要です。 HTML5 界隈の話題を追っている先進的な皆様におかれましては、 iOS5 で -webkit-writing-mode :vertical-rl ; がサポートされたことについては周知であると思います。 CSS をちょっと書くだけで縦書きが出来て大変に便利です。ですが現状のところ、縦書きにした所で Ruby を使うと以下のようになり残念です。 このキャプチャ自体は Mac OS X Lion の Safari で撮りましたが iPad などでも同じようになります。 しかしこの問題を解決する方法があります。この問題はスタティックな HTML をレンダリングした時にのみ発生します。 DOM を動的に作成した場合何故かこのバグは発動せず以下のように正しくレンダリングされます。 つまり iOS 向けに縦書
便利な本を書いました 能力向上を目指したいと思います。 大麻使用者の例です。 ※ ちょっとした解説。 この本を出している立花書房というのは警察からの所謂天下りを多数受け入れていて、警察関連の書籍を多数発行する、事実上の警察機関誌の発行機関です。自衛隊と朝雲新聞社の関係とかに似てるかも。 んで出してるものは事実上全て警察官向けなのですが、建前のうえでは一般書籍の扱いなので少量一般流通に乗り Amazon などで購入できたりできなかったりします。いろんな意味(警察官職務執行法完全無視なマニュアル、現実に全然即してなかったり)で面白い上に安価(例えば上記の本は僅か 1100 円)なので機会があったら読んでみるのをオススメします。
知人が退会出来ないことで有名な GREE を退職出来ない話。 匿名ダイアリーにでも書こうと思ったが、文章および内容の責任を明らかにする為に名前を明らかにして書く。 知人がグリーを退職しようとしている。その人がグリーに入社した経緯を書くとその人を簡単に特定出来てしまう。しかし簡単に書くと、 100% 本意で入社したとは言えない(と僕は傍目に見て思う )。 その知人は極めて優秀なインフラエンジニアだ。コードも書ける。得難い人材と言えると思う。 しかし一身上の都合でグリーを退職することとなり、その旨会社に伝えたところ「辞めるなど許さない」「君は四人分の働きをしていたのだから四人分の金を払え」などと極めて理不尽な、脅し としか受け取れないリプライを受けていた。 さらに退職にあたって「IT エンジニアとして今後一定期間働かないこと(要約)」極めて受け入れ難い契約を追加で要求された。 また退職の書面が
金くれを App Engine から heroku に引っ越した。 App Engine が値上げをするのでそれに対応した。 Twitter で App Engine の値上げの話で盛り上がっていて、課金履歴から新料金での課金額が分かるよという話だったので、見てみると金くれの場合新料金では一日 $1.5 ほど取られるとのことらしい。 話にならない。金が欲しくて作ったのに毎月 $45 も持っていかれるのは狂気の沙汰だ。 そこで App Engine から heroku に移行することにした。 App Engine 版のソースコードは紛失してしまっているのでスクラッチで作り直した。そもそも残っていたとしても App Engine に様々な部分が最適化されており(JRuby を使ってはいたものの)再利用は難しかったと思う。 データを標準の機能でエクスポートした。なかなか再利用の難しいデータがエク
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