「基礎知識のない問題意識は空回りする」という言葉を防大時代に教わったことがあります。問題を語る上で必要な知識や教養がないと、問題提起したところで感情論にしかなりません。前提条件をわかってない人との議論に困ったことはありませんか?
「基礎知識のない問題意識は空回りする」という言葉を防大時代に教わったことがあります。問題を語る上で必要な知識や教養がないと、問題提起したところで感情論にしかなりません。前提条件をわかってない人との議論に困ったことはありませんか?
誰かの指示通りに車を走らせるということは、本当に大変だ。 予約時に言っていた行き先を変えることはよくあるし、こちらが思うベストなルート以外を指定するお客さんも多い。 交通状況や乗車中の電話によって行き先が変わったり、引き返したり途中下車することもままある。 コンビニに寄る、途中でもう一人を拾う、人や建物を探しながら走る。 「とりあえず〇〇方面」とか、「前の車について行って」といった行き先不明の指示も多い。 これらの指示が口頭で次々と飛んでくる。 乗客がタクシーの運転手に不満を持つのは、たいていこのコミュニケーションがうまくいかないときだ。 自動運転というと、走行の技術ばかりに目が行くが、最も難しいのは、こうした指示を理解することだと思う。 走行についての指示は、お客さんからだけではない。 これはタクシーに限らないけど、車というのは車外の人にすごくコントロールされている。 最も頻度が高いのが
『世界史講義録』に、文章の整理と校正をほどこして、ほぼ完全書籍化。 107回以後は書き下ろし。2分冊となりました。 皆さんに重宝される本になることを願っています。枚数制限なしで出版をしていただいた学研教育出版さんに感謝。 これは、私の高校世界史の授業を記録したものです。語り中心で、生徒達に世界史の面白さを伝えようと意識した授業です。あらゆるネタをかき集め、時には、俗説、珍説、奇説、私説をまじえながら、「見てきたような」話で生徒を引きつけようというわけです。脱線話も含め、可能な限り忠実な再現を試みています。ですから、少々くどいところもありますし、各ペ−ジは、長文です。しかし、実際の授業の雰囲気を伝える手段と考えています。世界史の面白さ、楽しさを、伝えることが出来れば幸いです。(1999.3.19) 金岡新 世界史講義録 第1回 最初の授業(1999.4.12) 第2回 人類の登場(1999.
大阪にいると、維新が自民党の票をごっそり持ってくのは肌感覚としてはあたりまえだけどな。 政治家の王道、弁士としての手腕が明らかに他よりも上。 政党としても戦略が徹底している。そら勝つだろうという感じしかない。 東京にいてネットと新聞とテレビからしか情報を摂取してないとわかりにくいだろうけど、維新を腐すヤツがいる限りは維新負け知らずだろうね。 端的に言えば「何が嫌いかよりも何が好きかで語れないヤツは信用されない」に尽きる。 「維新に入れるのが謎だ」っていうのは、維新に入れたおっちゃんおばちゃんからすると「お前馬鹿なの?維新は無いだろ」って言われてるのと同じ。 そら大阪の人間は聖人君子だけで構成されてないから、そんな言い方されたら腹も立ちますし反発もしますわ。帰れ帰れ。 自民党は先輩扱いして、自分たちを草の根運動レベルだと繰り返し言う我々には看板も地盤も無いんですわ、大きな組織票も無いんですわ
TAKE NOTES!――メモで、あなただけのアウトプットが自然にできるようになる 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、先日の「未読本・気になる本」の記事でも一番人気だったメモ術本。 ただし通常のメモと違い、「アウトプット前提」でメモを作成するのが、本書の特徴となっています。 アマゾンの内容紹介から一部引用。58冊の本と、数百本の論文という、大量の執筆をしたニクラス・ルーマンという社会学者がいます。彼の著作のクオリティはずばぬけていて、専門分野以外でも古典的名著になっています。 どうしてそんなことができたのか? その答えは、彼が編み出したツェッテルカステンというメモ術にあります。 中古が定価を大きく上回る一方、上記未読本記事の時点では定価だったKindle版が値下がりして、「10%OFF」となっていますから、こちらもお見逃しなく! 2015-06-12i Imagining an index
最近増田でホットなAndroidとiPhoneの罵り合い。楽しいですね。 なんとなくこの業界に関わってきたので、どうして日本でこんなにiPhoneが支持されるようになったのか、ちょっと書いてみたいと思う。ちなみに俺は今は亡きS社(今は完全に消滅して、かつての本社は市役所になっている)でPHS(みんな覚えてる?)の開発に携わったのが最初。その後は出向で三浦半島の先の方で怒りのデスロードみたいな経験をしたり転職して某関西のメーカーでAndroidやったり。当時一緒にやってた人たちの一部は京セラに行ったけど、大体はどこに行ったか知らない。とにかく日本の一大産業であった携帯電話や基地局の生産や開発に一通り関わってきて、その衰退とともに生きてきました。 で、よく知られているように日本の携帯電話は1999年のiモードの導入から劇的に進歩し、ネットが見れるだけでなく、カメラも付きラジオも聞け非接触決済も
能力主義にはダークサイドがある ベトナム戦争真っただ中の1971年、2400人のカリフォルニアの学生を前にロナルド・レーガンとの討論に挑んだ18歳のマイケル・サンデルは、早くも敗北から教訓を得た。現在ハーバード大学で政治哲学を教えるサンデルは、そのときの様子をこう振り返る。 「私は高校時代に培った最高のディベートスタイルでレーガンに容赦なく質問を浴びせましたが、まるで暖簾に腕押しでした。レーガンはどんな質問も軽くかわし、ユーモアたっぷりに自分の見解を披露しつつも、長髪の若造に敬意を払うことを忘れませんでした。 そのときの経験から学んだのは、政治的なディベートは議論の中身で勝つことが主眼ではないということです。ディベートの核心はレトリックであり、耳を傾けることであり、人間的なレベルで相手とつながることなのです」 以来、その教訓がサンデルのディベート手法を形成している。サンデルはそのキャリアの
今回は、ZOZOテクノロジーズ(現ZOZO)でCTOを務め、現在はバイセルテクノロジーズ 取締役CTOの今村さんの「CTO論」を伺いました。 今村さんは、12年間のCTO経験があり、その間「エンジニア組織づくり」「技術広報」「情報システムの整備」「技術戦略策定」「人事制度策定」など、様々なCTO経験をお持ちの方です。 それらの経験を元に「CTOに求められること」特に「CTOと、EM(エンジニアリングマネージャー)やTL(テックリード)との違いは何か」について伺いました。 参考)ZOZOのテックカンパニーへの変遷、CTOとしての取り組みを振り返る ① 「登る山」を決める判断力と、中長期的な課題解決を行う実行力 ■ CTOとEMやTLとの違い まず、CTOがEMやTLと違う大きな点は、より広範囲・より長期的な課題解決を行う点です。 EMやTLは短期的(半年程度先)、そして事業やプロジェクト単位
全社員がリモートワークで働くGitLabが今日、米NASDAQ市場に上場。時価総額は約1兆2000億円に GitLab社が米NASDAQ市場に上場を果たし、14日午前9時半(現地時間)にニューヨークにあるNASDAQ市場のオープニングベルを鳴らすセレモニーを同社共同創業者兼CEOのSid Sijbrandij氏と同社共同創業者でエンジニアリングフェローのDmitriy Zaporozhets氏が行いました。 売り出し価格は77ドルで、同社の時価総額は110億ドル、日本円で約1兆2000億円となりました。 同社がサービスを提供しているソースコード管理の分野やDevOpsの分野には、マイクロソフトに買収されたGitHubという強力な競合企業がすでに存在し、それ以外にもDevOpsのためのソフトウェアやサービスを提供する企業が多数存在しています。 そうした中で、創業当初からオフィスを持たず、世界
半導体の受託生産で世界最大手の台湾のTSMCは14日、日本に半導体の新しい工場を建設する方針を明らかにしました。 関係者によりますと、ソニーグループと共同で熊本県内に工場を設ける方向で協議しており、日本政府も一定規模の資金を補助することで調整を進めています。 TSMCは14日、決算発表の記者会見を開き、この中で、今後の取締役会の承認を前提に、日本国内に半導体の新たな工場を建設する方針を明らかにしました。来年着工し、2024年の稼働を予定しているとしています。 関係者によりますと、工場は熊本県菊陽町にあるソニーグループの工場に隣接する場所に、ソニーと共同で出資して建設する方向で協議を進めているということです。 また、国内で安定して生産できる拠点をもつことは産業競争力の観点から重要だとして、日本政府も一定規模の資金を補助することで調整を進めています。 生産するのは産業用の機器や自動車向けなどに
#お金をかけずに効率よくプログラミングを学ぶには とりあえず、メモ帳代わりにここのブログでなんか書いてみるかと思いたって、何の考えもなしに書いた一番最初に書いた記事に結構コメントや反響を頂き、意外と英語とプログラミングの話題って気になる人が多いのかなと思ったので、普段使ってメチャ便利やんという英語圏の学習用のリファレンスをリストアップしてみるよ。 前回も少し書いたのだけど、20年前にウェブデザイナーとして、日本語しか分からない状態で色々コーディングを勉強していた時と、10年ほど外資でプログラミングとか関係ない職種で働いた後に、英語中心でプログラミングを勉強し直した現在の違いを純粋に書いてみたわけだけど、おっさんになり、脳や集中力の衰えを勘案しても、理解の度合いが全然違うので、英語が出来るって、やっぱりプログラムを学ぶ上では大きなメリットだよねという話でした。 まず、今年に入って、もう一度プ
ダイヤモンド社書籍編集局が、話題の1冊を取り上げ、書き手・作り手の思いや、本のメッセージなどを深掘りして紹介する。 だから、この本。 ダイヤモンド社の話題の1冊を取り上げ、書き手・作り手の思いや執筆動機、読んでほしい理由を深掘りするインタビュー連載。著者・訳者・デザイナー・編集者など、本に関わるさまざまな人たちの「だから、この本を書きました」「作りました」をお届けします。連載の詳細・記事一覧はこちら。 バックナンバー一覧 「職場の雰囲気が悪い」「上下関係がうまくいかない」「チームの生産性が上がらない」。こうした組織の人間関係の問題を、心理学、脳科学、集団力学など世界最先端の研究で解き明かした『武器としての組織心理学』が発売された。著者は、福知山脱線事故直後のJR西日本や経営破綻直後のJALをはじめ、数多くの組織調査を現場で実施してきた立命館大学の山浦一保教授だ。20年以上におよぶ研究活動に
“シリコンバレーを作った人物の1人”と称され、故スティーブ・ジョブズ氏が頼りにした人物がいる。 レジス・マッケンナ氏。 半導体関連の企業で働いたあと、70年代にみずからのマーケティング会社を設立した、マーケティングのプロだ。 あるときマッケンナ氏は、うわさを聞きつけたジョブズ氏から電話でコンタクトを受け、ジョブズ氏、そしてエンジニアのスティーブ・ウォズニアック氏との打ち合わせにのぞんだ。 相談は「アップルII」(1977年発売)というコンピューターのマーケティングについて。 ジョブズ氏らは、製品についての記事を雑誌に載せる方針を明かした。 マッケンナ氏は、その内容があまりに専門的で、一般の消費者には受け入れられないと感じ、「市場を広げたいなら、自分と同じようなタイプの人たちに発信するのではだめだ。記事は書き直すべきだ」と助言した。 ところが2人はその意見を気に入らず、部屋を出ていってしまっ
「Scrum Fest Osaka」はスクラムの初心者からエキスパート、ユーザー企業から開発企業、立場の異なる様々な人々が集まる学びの場です。KEYNOTEで登壇したのは、楽天グループ株式会社の椎葉氏。「誰も嫌な思いをしない変化」をタイトルに、自身が開発グループのサポートをしたときの取り組みについて話しました。全3回。3回目は、1年間をかけて変化したチームの結果について。前回はこちらから。 チームを変えるために「並行プロジェクトをやめる」ことを提案 椎葉光行氏:意識していることはわかった。それをどう実践しているのということで、具体的に自分がどういう選択をしてきたかを、さっきのチームのサポートの中からいくつか紹介したいなと思います。 サポートの始まりは、エンジニアのスキルアップをしたいので力を貸してほしいという依頼でした。それを考えながら、ぼーっと見ていたんですが、スキルアップができていない
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