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ジャック・デリダに関するitoppi802のブックマーク (4)

  • ジャック・デリダ、祈り - short hope

    ■[book]ジャック・デリダ、祈り このところ、ジャック・デリダとジェフリー・ベニントンによる共著、Jacques Derridaを少しずつ読んでいる。深更、眠りに就くまえのわずかな時間、一歩前進二歩後退な読書だったのだけれど、昨夜は眠りを誘うどころかページを繰る毎にどんどん引き込まれ、ついに明け方までを閉じることができなかった。新聞を配達するバイクの音を聞きながら、ようやく寝る。 『弔鐘』にも似た特異なレイアウトのこのは、ページが上下に分割されており、上にはデリダの思想がキーワード別に体系化され、それぞれベニントンによる解説が付されている。その明晰さはデリダをして「テオロジカル(神学的)」ならぬ「ジェオロジカル」といわしめるほどで(“geological”とはもちろん造語で、無理矢理訳せば「ジェフの論理」とでもいうべきか)、ベニントンは、「記号」「書くこと」「固有名」「署名」「贈

  • 差延 - Wikipedia

    差延 (さえん、différance) とは、哲学者ジャック・デリダによって考案された「語でも概念でもない」とされる造語。 およそ何者かとして同定されうるものや、自己同一性が成り立つためには、必ずそれ自身との完全な一致からのズレや違い・逸脱などの、常に既にそれに先立っている他者との関係が必要である。このことを示すために、差延という方法が導入された。 論理を簡略に述べれば、同定や自己同一性は、主語になるものと述語になるものの二つの項を前提とする(「AはAである」)。そのため主体や対象は反復され得なければならない。「同じである」ということは二つの項の間の関係であり、自己同一性においてもその事情は変わらない。自己自身が差異化することによって初めてそれが複数の「同じ」であるが「別の」項として二重化しうる。そして初めて、同定や自己同一性が可能となる。 このことはそれ自身に完全に一致し、他を成立のため

  • グラマトロジー - Wikipedia

    グラマトロジーとは、言語学者のイグナス・ゲルブが、文字や表記体系(スクリプト)の科学的な研究を表す言葉として1952年につくり出した造語である[1]。ここには、文字の類型論、文字の構造的な属性に関する分析、書記言語と音声言語の関係についての研究などを含む[2]。最も広義には、リテラシーに関する研究や、哲学・宗教・科学・統治などの社会的な組織への書記の影響についての研究もグラマトロジーに含まれるとする研究者もいる[3]。 グラマトロジーを書記に関する歴史や理論として理解し、いち早くこれを用いた学者として、マーシャル・マクルーハン(『グーテンベルクの銀河系』)をはじめ、エリック・ハヴロック(英語版) (The Muse Learns to Write) やウォルター・J. オング(英語版)(『声の文化と文字の文化』)、ジャック・グッディ(英語版) (Domestication of the S

  • ジャック・デリダ - Wikipedia

    ジャック・デリダ(Jacques Derrida, 1930年7月15日 - 2004年10月9日)は、フランスの哲学者である。フランス領アルジェリア出身のユダヤ系フランス人。一般にポスト構造主義の代表的哲学者と位置づけられている。エクリチュール(書かれたもの、書法、書く行為)の特質、差異に着目し、脱構築(ディコンストラクション)、散種、差延等の概念などで知られる。エトムント・フッサールの現象学に関する研究から出発し、フリードリヒ・ニーチェやマルティン・ハイデッガーの哲学を批判的に継承し発展させた。哲学のみではなく、文学、建築、演劇など多方面に影響を与えた。またヨーロッパだけでなくアメリカ、日など広範囲に影響を与えた。国際哲学コレージュの初代議長でもある。 生涯[編集] 1930年から1967年まで[編集] 1930年7月15日、当時フランス領アルジェリアのアルジェにあるエルビアールとい

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