公開がはじまって自分のtwitterのタイムラインに流れ出した感想はまったくダメ、というのと、いやこれいいよ、っていうのとかなり分かれていたので、自分はどんな風に思うんだろうか、と楽しみにして観に行きました。 冒頭はまずヨブ記の引用〜主人公ジャックの弟の死から始まる。それからしばし、宇宙、地球、海、炎、風、空、大地、生命の芽生え、といった映像がつづきます。そこにウィスパーボイスで宗教*1っぽいような哲学っぽいような、なんだか高尚で深淵な感じのナレーションがぽそぽそ乗っかっています。『2001年宇宙の旅』を思い起こさせるような映像や、地球創造系のいろんな場面描写、はては恐竜まででてきます。映像美が云々といわれるとおり、たしかにクオリティは高いけど、どこか現実離れしているんですよね。NHKのドキュメントでみるような自然科学的な描写とは違っています。とくに恐竜の造形については、ジュラシック的リア