福井県南越前町は7月20日、2日後に開催を予定していた第14回花はす早朝マラソンについて、猛暑によりランナーの体に危険が及ぶ可能性があるとして中止を決めた。 町教委によると、連日の酷暑を受け、町、町教委、町スポーツ協会の主催3者などで1週間前から実施について検討してきた。19日の会議では、水分・塩分補給の徹底を呼び掛け開催する方向だったが、「天候により命を落とす危険な状態になる可能性がある」という医師のアドバイスもあり、20日午後の会議で大会直前の中止を決断した。 エントリーした3244人には町職員が電話で中止を伝達。前泊予定だったランナーの宿泊費を負担する予定はないという。名誉大会長の岩倉光弘町長は「もしものことがあってはならないので苦渋の判断で取りやめさせてもらう。楽しみにしていたランナーやボランティアの方には申し訳ないが、安全第一ということでご理解いただきたい」と話した。 大会は町特
記事一覧 原発起動、地元住民は冷静受け止め 安全徹底し迅速情報を (2012年7月2日午前10時41分) 福島第1原発事故後、全国の原発で初めて再稼働した大飯原発3号機(手前から3基目)。地元からは理解を示す声、不安や脱原発への期待など複雑な思いが聞かれた=1日、福井県おおい町(本社ヘリから撮影) 関西電力大飯原発3号機(福井県おおい町)が起動した1日、地元おおい町民からは、安全対策の徹底や迅速な情報公開などを前提に、再稼働に理解を示す冷静な受け止め方が多く聞かれた。ただ、万一の事故への不安、将来的な脱原発への期待を同時に口にする人もおり、その思いは複雑だ。再稼働決定後、町内で反原発派の抗議活動が連日展開されてきたことに、「もう終わりにして」「迷惑だ」とうんざりした表情を浮かべる町民もいた。 大飯原発の足元、大島地区で遊漁船を営む川口清一さん(61)は「これまで30年超運転して大きな事故
記事一覧 「北陸新幹線」敦賀まで着工決定 喜ぶ県や沿線市、経済界 (2011年12月27日午前8時04分) 既に完成している福井駅部(写真中央)に続き、金沢―敦賀の新規着工が決まった北陸新幹線の予定ルート。JR北陸線の右側に建設される=10月27日、福井市(本社ヘリから撮影) 北陸新幹線金沢―敦賀の新規着工方針が26日、ようやく決まった。整備計画決定から38年。県内では2005年に着工、既に完成している福井駅部に続き、やっと“レール”としての整備が始まる。県や沿線市、経済界は決定を喜び、一日も早い開業に期待を寄せた。経済活性化やまちづくりに弾みが付くと歓迎。一方で、今後は地域自らの手による戦略が求められると決意や戒めの声も聞かれる。(新屋安弘、長谷川靖、青木伸方) 西川知事は県東京事務所で記者団に対し「まさに画期的」と長年の課題前進への喜びを語った。「何十年来の事業だから曲折もあり、我慢
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