災害時にIT有効 仙台で国際会議「正確さの検証必要」 被災時におけるITの有効活用について意見を交わした国際会議 ソーシャルメディアを使った安否確認など、災害時のIT(情報技術)の活用をテーマにした国際会議が2日、仙台市青葉区のウェスティンホテル仙台で開かれ、IT企業や行政などの関係者約430人が参加した。 米インターネット検索大手のグーグル主催。政府と民間の情報共有、ネットで被災情報を書き込む地図の製作、災害に備えた通信インフラ強化-などを議題にパネル討論した。 ネット通販大手アマゾンジャパンは東日本大震災で、避難所で必要な物資のリストを作成し、支援希望者が購入することで、被災地に届く仕組みをつくった。担当者は「ピーク時には7000以上のリストが作成された」と述べ、避難所のニーズと、被災地支援の思いをつなぐ役割を担ったことを説明した。 討論では「ソーシャルメディアは有効だが、情報の