今では大半の大学が行うオープンキャンパス。受験生が名物教授の模擬授業を受け、先輩学生の話を聞く意味はあるだろう。今年で6回目の「大学の実力」調査では、ふだんも授業の見学などを受け入れているかを初めて尋ねている。日常風景も大学を知るうえで大切と思うからだ。 まずは、ゴミ。「教室では飲食禁止」と貼り紙があるのに空き缶散乱の大学は珍しくないが、オープンキャンパスでは消える。「大掃除するからね」。何人もの教職員から聞いた。貼り紙は要チェックだ。「帽子やコートは脱いで授業を受けましょう」とあれば、マナー知らずの学生が多い証拠だから。 通学中の様子も必見だ。ある大学では、校名入りの腕章をつけた警備員が赤い小旗を手にあちこちに立っていた。イヤホンをしたまま横に並んで歩き、周辺住民から苦情が来ているという。別の大学周辺の道路には、「○○大生の通行を禁ず」との貼り紙さえあった。 実は1時間1本の通学バスが5
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