ウクライナ・キーウ上空を飛行する無人機(2022年10月17日撮影)。(c)Yasuyoshi CHIBA / AFP 【10月20日 AFP】ロシアがウクライナでイラン製のドローン(無人機)を使用していることについて、専門家は、ロシアの工業力の低下と、ドローン市場におけるイランの存在感の高まりが鮮明になったとの見方を示している。 米政府は、イランはロシアに数百機のドローンを提供したとみている。ウクライナ側は、イラン製ドローンが都市やエネルギー関連インフラを標的とする最近の攻撃に投入されていると主張している。 ■2種類を特定 これまでのところ、ウクライナ上空に飛来したイラン製ドローンについては、異なる機能を持つ2種類が特定されている。一つは「シャヘド136(Shahed 136)」という比較的安価な自爆型ドローンで、爆発物を搭載し、全地球測位システム(GPS)とプログラム機能により目標に向