中東エルサレムで、アルジャジーラの記者、シリーン・アブ・アクレ氏のひつぎを運ぶパレスチナ人と衝突するイスラエル治安要員(2022年5月13日撮影)。(c)Ahmad GHARABLI / AFP 【5月14日 AFP】パレスチナ自治区で取材中に銃撃を受けて死亡したカタールの衛星テレビ局アルジャジーラ(Al Jazeera)のベテラン記者シリーン・アブ・アクレ(Shireen Abu Akleh)氏の葬儀が13日、エルサレム(Jerusalem)で行われた。現地では同氏の死をめぐり緊張が高まっており、ひつぎが病院から運び出された際、イスラエル警察が葬列に突入する事態も起きた。 テレビ映像によると、警棒を持った警官隊は葬列に向け突進し、参列者からパレスチナの旗を没収。ひつぎが地面に落ちそうになり、担いでいた人々が必死で持ち上げようとする様子も見られた。イスラエルはパレスチナの旗を公共の場で掲揚