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ブックマーク / gendai.media (518)

  • 「まるで津波…」 梅雨の時期に知っておくべき“津波洪水”という新脅威(サイエンスZERO) @gendai_biz

    梅雨時期の豪雨災害が毎年のように全国各地で発生しています。昨年の「令和2年7月豪雨」では、熊県の球磨川流域で50名もの尊い命が奪われ、6000棟を超える家屋が被災しました。 堤防をはるかに超える濁流が川と集落を一体にして激しく流れ込み、多くの家屋を流失させたのです。被災者の多くがその破壊力は過去の洪水のものと別次元だと証言、「まるで津波のようだった」といいます。 NHKサイエンスZERO取材班は専門家とともに、こうした濁流を“津波洪水”と名付け、その脅威を徹底検証しました。これは決して一部の地域だけの話ではなく、平野や都市部など全国各地で起こりうること。新しくなったハザードマップの重要性も含め、今後、さらに進むと考えられる豪雨激甚化時代の新たなリスクと対策を考えます。 “津波洪水”の破壊力:球磨川からの報告 昨年の「令和2年7月豪雨」では、被害の大きかった熊県南部でこれまでの観測記録を

    「まるで津波…」 梅雨の時期に知っておくべき“津波洪水”という新脅威(サイエンスZERO) @gendai_biz
  • 大ヒット…!「仮面ライダー」スーツアクターを35年間続けた男の「仰天エピソード」(テレビマガジン編集部) @gendai_biz

    大ヒット…!「仮面ライダー」スーツアクターを35年間続けた男の「仰天エピソード」 高岩成二・18人を演じた人生 「ミスター平成仮面ライダー」高岩成二がすべてを語った! 高岩成二。特撮やアクションに興味のある人なら、一度はその名前を耳にしたことがあるでしょう。 『仮面ライダークウガ』(2000年~2001年)から『仮面ライダージオウ』(2018年~2019年)まで、「平成仮面ライダーシリーズ」とよばれる20作品のうち、実に18作品で主役の仮面ライダーのスーツアクターを務めた、まさに鉄人、それが高岩成二さんです。 その高岩さんに、デビューから今に至るまでの様々なお話を伺うことができました。 そのインタビューをまとめたが発売されます。『時は今――歩み続けるその先へ ACTion 高岩成二』(6月29日発売。税込定価1980円)です。 「伝説のスーツアクター」高岩さんの語った35年にわたるヒーロ

    大ヒット…!「仮面ライダー」スーツアクターを35年間続けた男の「仰天エピソード」(テレビマガジン編集部) @gendai_biz
  • 「アマゾン離れ」が加速中…ヘビーユーザーが「楽天・ヨドバシ」に流れているワケ(金子 大輝) @moneygendai

    ポイント最大15倍の強さ 「最近、アマゾンを使う頻度が減りましたね。理由は、楽天のポイント制度がかなり美味しいからです。楽天のスーパーセールで一気に買い物すると、大量のポイントが手に入る。 そのポイントの有効期限が切れる頃には次のセールが来るので、また楽天で買うか、となってしまう。そのループに飲み込まて以来、アマゾンと楽天、同じ商品が売ってるなら楽天を選ぶようになりました」 こう語るのは、「買い物の8割を通販で済ませている」という、20代の会社員男性。現代においてECサイトは不可欠な存在であり、その代名詞であるアマゾンの牙城が崩れることはない…と思われていた。 だが実は、ネット通販のヘビーユーザーほど、アマゾンではなく、別のECサイトを利用する機会が増えてきているのだという。 「アマゾン離れ」の理由のひとつは、先述したとおり楽天など他ECサイトのポイント戦略が挙げられる。 楽天の場合、ヘビ

    「アマゾン離れ」が加速中…ヘビーユーザーが「楽天・ヨドバシ」に流れているワケ(金子 大輝) @moneygendai
  • 中東で「日本のチーズケーキ」が大ブームになっている「納得の理由」(鷹鳥屋 明) @moneygendai

    「中東きっての有名日人」であるサラリーマン・鷹鳥屋明氏。SNSのアラブ人フォロワーは、なんと約10万人にも上ります。彼が実際に見聞した異色の中東体験記『私はアラブの王様たちとどのように付き合っているのか?』から、中東で流行っている意外なスイーツについて、一部編集のうえでご紹介します。 アラブで、スフレチーズケーキが大人気 ドバイで大人気のパン屋「YAMANOTE」の日式パンの成功を見てアラブ首長国連邦だけでなく、中東湾岸諸国で日式のパン屋が次々と乱立しました。ですがどれも「YAMANOTE」の二番煎じ感は否めません。そしてこのような「日式」の競争はパンだけでなく、新たなステージに移行しました。 最近中東で人気を博しているものが、チーズケーキです。それもレアチーズケーキやベイクドチーズケーキではなく、大阪店をかまえる「りくろーおじさんの店」と、福岡に店をかまえる「てつおじさんの

    中東で「日本のチーズケーキ」が大ブームになっている「納得の理由」(鷹鳥屋 明) @moneygendai
  • いま都内のタワーマンションで起きている、「異常としか言えない」事態(針山 昌幸) @moneygendai

    高いのに、すぐ売れてしまう 「そうですか、もう売り切れ…」 いま、東京都内の不動産市場は、異常としか言えない状況になっている。とにかく、物件がない。物件の金額が上がっている。そして、物件がすぐに売れてしまう。 いったい、何がどうなっているのか。不動産テックHousmart独自の市場データとアンケートから、不動産市況の裏側を読み解いてみた。 下記のグラフを見ていただきたい。これは築20年以内の東京23区における20階以上の高層タワーマンション(以下:タワマン)と19階建て以下のマンション(以下:非タワマン)の売り出し状況、価格について、弊社独自のデータベースを元に調査した結果だ。 調査の結果、タワマン、非タワマン、どちらのマンションも売り出し物件数が前年割れしている一方で、平米単価が高騰していることが分かった。ちなみに、ここでの売り出し物件数とは、新規売り出し数に販売中の在庫数を足し合わせた

    いま都内のタワーマンションで起きている、「異常としか言えない」事態(針山 昌幸) @moneygendai
  • 衝撃の結末…!17年間逃亡を続けた猟奇殺人犯がコロナ禍に劇的逮捕された「全真相」(原 雄一) @gendai_biz

    2020年9月24日、コロナ禍の最中、一人の男が「再逮捕」された。男の名は紙谷惣(46)。2003年に東京都奥多摩町の山中で男性の切断遺体が見つかった猟奇殺人事件の容疑者だったが、事件直後から南アフリカ共和国に逃げ、殺人容疑で国際手配されていた。 17年にわたる国外逃亡の裏で繰り広げられていた、警視庁捜査第一課との度重なる「駆け引き」。日警察の面子を掛けた国際捜査の全貌を、当時事件を担当した警視庁捜査第一課元刑事、原雄一が明かす――。 交渉のテーブル O・R・タンボ国際空港に到着したのは12月12日朝だった。ムッとする暑さと独特の臭いのする空気に包まれた空港は、朝からたくさんの人で混雑していた。長旅の疲れもあり、私たちは汗だくになって雑踏をかき分け、在南アフリカ国大使館職員と落ち合うと、アーリーチェックインのため、首都プレトリアのホリデイ・インに向かった。車中から見える街並みは雑然と

    衝撃の結末…!17年間逃亡を続けた猟奇殺人犯がコロナ禍に劇的逮捕された「全真相」(原 雄一) @gendai_biz
  • 外国人の「重要土地」買い漁り、もう足許まで来ているやばい事態やばい人たち(山本 一郎) @gendai_biz

    安全保障や戦略上の重要拠点の隣接地を、中国などが匿名で買いあさっている事態に対し、ようやく「重要土地取引規制法」が成立し、監視の手段が出来た。が、すでに実態は、とんでもないところまで進んでしまっている。 前編「原発や基地の近辺を中国人等が購入している問題のここまで深い闇」を読む 問題が起きてからでは遅いでしょ この「重要土地取引規制法」の成立にあたっては、立憲民主党共産党など野党が「調査の範囲が職歴や海外渡航歴、思想・信条、家族・交友関係などに及ぶ危険がある」などとして強く反発。安全保障の枠組みを超えて思想信条や個人の権利を踏み越えて情報収集することに対する批判や、私権の制限だけでなくこの法律の立法事実がないなどと主張していました。 まあ、野党の⾔ってることも⼀理あるんですよね。 興味持って調べている私自身が「こいつらどんな家族構成なんだろ?」とか、「原発の隣に土地買って家建てて住も

    外国人の「重要土地」買い漁り、もう足許まで来ているやばい事態やばい人たち(山本 一郎) @gendai_biz
  • ウーバーイーツの「徒歩配達」が日本社会を激変させる、その「意外なメカニズム」(加谷 珪一) @gendai_biz

    料理宅配大手のウーバーイーツが、日国内でも徒歩による配達を開始すると発表した。ネットでは「意味不明」といった反応が多いのだが、シェアリング・エコノミーが持つ質を考えた場合、徒歩配達が拡大する可能性は極めて高く、むしろ徒歩配達が最大のパフォーマンスを発揮する可能性すらある。さらに言えば、長いスパンで見た場合、人口の都市部への集約を加速させる作用すらもたらすかもしれない。 すでに諸外国では徒歩配達が始まっている これまでウーバーイーツの配達員は主に自転車を使って料理を配送していた。一部の配達員はバイクを使っているが、自転車やバイクで配達するには、事前にウーバーへの車両登録が必要だった。2021年6月21日からは、登録用アプリで徒歩での配達に切り換えることが可能となり、今後、新たに加入する配達員は徒歩のみでも配達が始められる。 自転車による配達の場合、駐輪する手間がかかるほか、階段や細い路地

    ウーバーイーツの「徒歩配達」が日本社会を激変させる、その「意外なメカニズム」(加谷 珪一) @gendai_biz
  • 奥多摩山中で26歳男性がバラバラ死体に…BBQと共に行われた鬼畜たちの「狂気の宴」(原 雄一) @gendai_biz

    2020年9月24日、コロナ禍の最中、一人の男が「再逮捕」された。男の名は紙谷惣(46)。2003年に東京都奥多摩町の山中で男性の切断遺体が見つかった猟奇殺人事件の容疑者だったが、事件直後から南アフリカ共和国に逃げ、殺人容疑で国際手配されていた。 17年にわたる国外逃亡の裏で繰り広げられていた、警視庁捜査第一課との度重なる「駆け引き」。日警察の面子を掛けた国際捜査の全貌を、当時事件を担当した警視庁捜査第一課元刑事、原雄一が明かす――。 記事前編は、短期連載の事件発覚から南アフリカ逃走までを再録してまとめたものだ。衝撃のラストとなる後編まで、ぜひ一気通読していただきたい。 海外逃亡被疑者 「国際手配中の『紙谷 惣46歳』が南アフリカから帰国」 「警視庁は逮捕監禁容疑で逮捕」 各報道機関は、新型コロナウイルスの感染拡大で生活苦となり、令和2年9月3日夕方、逃亡先の南アフリカ共和国から単独帰

    奥多摩山中で26歳男性がバラバラ死体に…BBQと共に行われた鬼畜たちの「狂気の宴」(原 雄一) @gendai_biz
  • 「原発・基地周辺の土地」を、中国人らが購入している問題の「深い闇」(山本 一郎) @gendai_biz

    原子力発電所の近くで暮らしたいですか かつて忌野清志郎が『軽薄なジャーナリスト』を揶揄する歌の歌詞で「あの発電所の中で 眠りたい」と歌い上げたのと似た問題が、北海道北海道電力・泊原子力発電所で発生したのは2007年のことです。 原子力発電所からわずか600mほどの先にある茶津漁港。その周辺に忽然と「宅地用(住宅地)」として正体不明の土地取得者が住民不在で廃屋となって久しい小さなあばら家を含む450平方メートルほどの土地を買収しようとしました。 追いかけていくと、マレーシアやインドネシアで資源の輸出入を行うと標榜する中国の貿易会社が資金の主で、当初、筆者らの取材に対して会社代表の中国籍の男性は「値上がりが確実な日の土地を買わないかと持ち掛けられて土地の購入を決意した」「北海道旅行で行ったことがあるが、買収した地域に行ったことはない」「あくまで(札幌市で不動産売買業者として登記のある

    「原発・基地周辺の土地」を、中国人らが購入している問題の「深い闇」(山本 一郎) @gendai_biz
  • スマホのバッテリーが「簡単に交換できない設計」、じつはこんなに“不合理”だった…!(本多 慎一) @gendai_biz

    バッテリーの減りが早くなってきたが… 40代営業職の田口さん(仮名)はいま、スマホの「バッテリーの減りの速さ」に頭を悩ませている。 「2年前に格安スマホ用にiPhone XSを約13万円で買いました。使い方はSNSとネット、たまに動画を見る程度です。それなのに、今ではバッテリーが半日も持たない。外出時はモバイルバッテリーにほぼ繋げっぱなしで、スリムなデザインも台無しです。 バッテリー交換をしようにも9000円程度の修理費用がかかり、工場でデータをリセットされた上、1週間程度かかるとのこと。それも面倒なので結局iPhone12を注文してしまいました」 今年から政府主導で通信料金の値下げが始まったが、一方で端末(スマホ体)の価格は、総務省による割引規制や5G対応などの高機能化で上昇傾向にある。 スマホの値段が高くなるのなら、より長く同じ端末を使い続けたいと思うのが人情というもの。せっかく通信

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  • 二階vs.安倍 五輪中止を巡る「最後の暗闘」(週刊現代) @gendai_biz

    幹事長をクビにしてやる 6月のある日のこと。自民党幹事長・二階俊博は、日料理店での事に同席した配下の議員にボソリとこう呟いた。 「俺はケンカも天ぷらも大好きなんだ。どういう揚げ方をしても変わらない。違うのは(天ぷらのほうが)衣を被っていることくらいだな」 謎かけのような、二階のこの呟きを伝え聞いた他の議員らの間には、ざわざわと動揺が走った。 (二階さんはやはり「やる気」なのか) 自民党幹部の一人がこう解釈する。 「二階は最近、『俺はケンカをしている』と話している。相手は安倍(晋三前総理)と、その一派だ。 安倍の盟友・甘利(明・党税制調査会長)が、二階が発足させた『自由で開かれたインド太平洋』構想の実現を推進する議員連盟に、『(親中派とされる)二階で大丈夫なのか』とケチをつけた。 発言は、『安倍と手下がそう来るなら、ケンカを買って、天ぷらのように喰らってやる』という、二階流の宣戦布告だ」

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  • トランスジェンダーを公表したシンガーが語る「紅白で私の心は死んだ」理由(梅津 有希子)

    ひとりのシンガーの14年前の出来事 「LGBT」「LGBTQ」(LGBTQIAと称することも)ということばを日常的に耳にするようになり、ヒット商品を作るうえでも「ジェンダーレス」がキーワードになっている近年、日の芸能界でもLGBTをカミングアウトする人が少しずつ増え、性の多様性が認知され始めている。 政府も性の多様性に関する「LGBT理解増進法案」を進める動きも出てきた。しかし、結局は推進を進める自民党の特命委員会の中にも差別的な発言が続出し、5月20日法案了承を先送りとなった。そもそもこの法案の趣旨自体、きちんと理解されていない象徴でもあるという声も多かった。LGBTをカミングアウトする人が増えたといっても、これが日の現状でもある。 2006年にデビューし、翌年第58回NHK紅白歌合戦に出場したシンガーソングライター、中村 中(なかむら・あたる)は、男児として生まれ、女性として生きて

    トランスジェンダーを公表したシンガーが語る「紅白で私の心は死んだ」理由(梅津 有希子)
  • 牛角、かっぱ寿司、大戸屋が壊滅…買収騒動のコロワイドが窮地に立たされている(三輪 大輔) @moneygendai

    牛角、かっぱ寿司、大戸屋が壊滅…買収騒動のコロワイドが窮地に立たされている もがきながらも見出す「次の一手」 焼肉や寿司は強かったはずなのに… 昨年、大戸屋を敵対的買収したことで大きな話題を呼んだ、株式会社コロワイドが窮地に立たされている。 コロワイドの2021年3月期決算は壊滅的だった。売上は1678億2600万円となり、前期の2353億3400万円から大幅に減少。事業損失は81億4600万円(前期比−5.4%)、当期損失も107億6900万円(前期比−6.4%)となり、軒並み厳しい数字が並ぶ。 2021年3月期第2四半期決算では、2021年3月期決算には1892億円の売上を見込んでいたので、想像以上に苦しい経営を強いられたことを物語っている。 コロナ禍では焼肉や寿司、ファストフードが勝ち組と呼ばれている。実際、「焼肉きんぐ」や「スシロー」「マクドナルド」などがコロナ禍でも堅調な売上を叩

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  • 新書の役割――「ナチスは良いこともした」と主張したがる人たち(田野 大輔)

    DIG 現代新書クラシックス(7)群像×現代新書のコラボ企画「DIG 現代新書クラシックス」の第7弾(『群像』7月号掲載)は、甲南大学教授の田野大輔氏による、石田勇治『ヒトラーとナチ・ドイツ』(2015年刊)の紹介です。 「ナチスは良いこともした」と主張したがる人たちの心理とは? 不正確で一面的な情報に惑わされないために、入門書が果たす役割を示します。 ナチスは良いこともした? ナチスが「絶対悪」であり、未曾有の災禍の元凶であることは、今日では常識となっている。だがインターネット上ではむしろ、「ナチスは良いこともした」と声高に主張したがる人が増えている。 アメリカトランプ現象やヨーロッパの排外主義運動といった近年の国際情勢を反映してか、わが国でもナチズムへの社会的関心は高まっているが、一般に出回っている情報には著しく不正確なもの、とうに否定された俗説も少なくない。 実は先日、筆者にそのこ

    新書の役割――「ナチスは良いこともした」と主張したがる人たち(田野 大輔)
  • 水に恵まれた日本でついに始まる「水道民営化」…待ち受ける「大きな落とし穴」(鷲尾 香一) @moneygendai

    6月15日から始まった“東北の雄”宮城県の県議会6月定例会で、水道3事業の運営権を民間事業者に売却するための関連法案を提出され、審議が始まっている。 これまで浄水場や、取水施設あるいは給水管の修繕など、業務の一部が民間委託されている例や、小規模な自治体での包括的な民間運営委託はあるが、県単位での水道事業運営権の民間事業者への売却は、全国初の試みだ。 人口減少、過疎化などによって、水道事業では不採算部門が増加している自治体も多く、公営から民営への転換が検討されている。水道事業の民営化は利用者にとって有益なものとなるのか――。 宮城県で進む「水道3事業の民営化」 「みやぎ型管理運営方式」と名付けられた宮城県の水道3事業の民営化が、山場を迎えている。今議会には、関連法案など29の議案が提出され、水道事業民営化に向けた最後の審議が進められる。 19年から1年以上にわたって検討が行われている同方式は

    水に恵まれた日本でついに始まる「水道民営化」…待ち受ける「大きな落とし穴」(鷲尾 香一) @moneygendai
  • 「キャンセル・カルチャー」はなぜ問題なのか…? ネット時代特有の「意外な悪影響」(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    討論の自由が守られる重要性 昨年の8月、アメリカをはじめとして様々な国で問題になっている「キャンセル・カルチャー」という現象について取り上げた記事をサイトに寄稿した。その記事では、とくに大学やアカデミアで起こっているキャンセル・カルチャーの問題を指摘しながら、19世紀イギリスの哲学者、ジョン・スチュアート・ミルの文章を引用した。 ミルが1859年に著した古典『自由論』の第二章「思想と討論の自由」では、個々人の思想の自由が認められて活発な議論が行われることの価値が説かれている。しかし現代はミルが求める状況とは異なっているように見える。 SNSやブログが普及したことによって専門家や知識人だけでなく一般の人も意見を発表しやすくなった一方で、自分たちのイデオロギーとは異なる意見を集団的に否定して封殺しようとする動きが目立つようにもなっている。さらに、昨今のアカデミアの一部には、議論の場が「不均衡

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  • 明仁上皇が作り上げた「平成の天皇像」は令和に引き継がれるか(原 武史) @gendai_biz

    平成から令和への改元が行われた。ともすれば祝福ムードに覆い隠されそうだが、およそ200年ぶりの「天皇の退位・譲位」は、日国民に「天皇と皇室のあり方」について重い問いを突きつけてもいる。 新たな令和の時代、「象徴天皇」の未来を考えるうえで重要なのは、明仁上皇・美智子上皇后が築いた「平成の天皇像」の質を知ることだ。新著『平成の終焉 退位と天皇・皇后』(岩波新書)、『天皇は宗教とどう向き合ってきたか』(潮新書)でも鋭い天皇論を展開する、放送大学教授・原武史氏の緊急インタビュー。 (取材・構成/伊藤達也) 天皇を語れなくなった危機感 今回の代替わりのきっかけとなったのが、もとを辿れば、明仁上皇が退位の意向を明らかにしたことだったのは、皆さんも記憶に新しいと思います。 2016(平成28)年8月8日の「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」(以下、「おことば」)についてはその後、様々な

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    iwasi8107
    iwasi8107 2021/06/25
  • 「天皇とは何か」と聞かれたら、私たちがうまく説明できない理由(赤坂 真理) @gendai_biz

    誰もが知っている存在なのに… 『箱の中の天皇』という小説を、出した。 小説における前作『東京プリズン』では、昭和天皇の戦争責任について書いてみた。 今作では、今上天皇の退位と「象徴」とは何かということについて、書いてみた。 書いてみた、というのは、軽い気持ちというわけではなく、可能性をさぐってみた、ということだ。 同時に、天皇というもののことを知りたかった。 こう書いてみて、自分で不思議に思える。日人なら存在を知らない人はいない人なのに、誰も実態をうまく言うことができない人がいるのだ。しかもその人は憲法で人権が保証されていないという。 それがどういうものなのか、どういうもので在りうるか、その可能性を知りたかった。 可能性をさぐるのに、「小説」というのは、いい方法だった。 誰もが、語ろうとすると、思考停止するか感情的になるか、という存在。至高にしてタブー。天皇を語るむずかしさはここだった。

    「天皇とは何か」と聞かれたら、私たちがうまく説明できない理由(赤坂 真理) @gendai_biz
    iwasi8107
    iwasi8107 2021/06/25
    "その意味では、改憲しようとしまいと、憲法の上位にある条約は日米地位協定なのではないか。"
  • ネットを騒がす陰謀論「田布施システム」の謎を安田浩一が解き明かす(安田 浩一)

    ネット界隈でしきりに取りざたされる噂や陰謀論──その真相にジャーナリストの安田浩一が気で挑む。題して「安田浩一ミステリー調査班(通称YMR)」。 第一回目のテーマは「田布施(たぶせ)システム」。9月8日に配信された「前編」は大反響を呼んだ(前編はこちら)。 山口県の小さな町が、日を代表する政財官界の大物を次々と輩出、我が国を影で操っているという「噂」の真偽とは? なぜこのような「噂」が生まれたのか? いよいよ後編! 天皇の末裔 大室天皇──近所の人からは、そう呼ばれていたという。 1996年に92歳で亡くなった大室近佑(おおむろ・ちかすけ)さんのことだ。 明治天皇にすり替わったとされる大室寅之祐の弟の孫。 つまり、近佑さんにとって寅之祐は大叔父にあたる。 実はこの近佑さんの存在もまた、「田布施システム」を信じる一部の人に、いくばくかの"根拠"を与えていた。 大室家に向かう間、私が思い浮

    ネットを騒がす陰謀論「田布施システム」の謎を安田浩一が解き明かす(安田 浩一)
    iwasi8107
    iwasi8107 2021/06/25