底にある自然再現 北見・留辺蘂山の水族館 (04/25 07:00) 滝つぼの中を泳ぎ回る魚を観察できる山の水族館の水槽(小葉松隆撮影) 【北見】北見市は24日、同市留辺蘂町温根湯温泉地区で移転改築中の「山の水族館」を報道・観光関係者に公開した。滝つぼを再現した水槽などが目玉で、自然に近い環境で泳ぐ魚を観察できる。7月上旬のオープン予定。 17の水槽を設置し、国内外の淡水魚50種3千匹以上を展示する。滝つぼを再現した水槽は、ドーム状になった半トンネル形。水槽の上から水を落とし、激流に逆らいながら泳ぐオショロコマなどが観察できる。同水族館の設計助言をした水族館アドバイザー中村元氏によると、滝つぼを見上げる水槽は日本初という。 また、体長1メートル前後のイトウ約40匹が泳ぐ大水槽や、冬季に凍った水面の下を泳ぐ魚を観察できる水槽もある。<北海道新聞4月25日朝刊掲載> < 前の記事 | 次の記