今回の大会で最後となる「エアレース」の世界選手権が千葉市で開かれ、唯一の日本人パイロット、室屋義秀選手はトーナメントの初戦で敗れたものの、そこから勝ち上がって優勝し、有終の美を飾りました。 世界各国から参加した14人のパイロットが対戦形式のトーナメントで競い、千葉での大会で過去2回の優勝を誇る室屋選手は最初のレースで、僅か0秒015の差で敗れました。 しかし、初戦で敗れたパイロットの中で最もタイムが速かったため、敗者復活で次のレースに進み、今度はフランスの選手を下して勝ち進みました。 そして勝ち残った4人で表彰台の行方を決めるレースでは、安定したフライトを見せて58秒630のタイムで優勝し、エアレース最後の大会で有終の美を飾りました。 岡山市から訪れた40代の男性は「室屋選手を応援するため家族5人で来ました。おめでとうございます」と笑顔を見せました。 名古屋市から来た30代の女性は「最後の