大阪市内の宿泊療法ホテルのゴミ(提供) 岸田文雄首相は3月6日までが期限だった「まん延防止等重点措置」を適用中の31都道府県のうち、北海道、東京、千葉、神奈川、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫など18都道府県の期限を21日まで再延長することを発表した。 【写真】吉村知事の改善命令で豪華になったコロナ療養ホテルのお弁当はこちら 新型コロナウイルスのオミクロン株が猛威をふるう第6波でホテル療養者が急激に増え、全国の自治体を悩ましているのが、お弁当など食事の廃棄問題だ。 「パンの山やほとんど手が付けられていない弁当がゴミ袋に入れて一般ごみと一緒に大量に捨てられている」(大阪市内のZホテル従業員) 写真に写っているパンや弁当と一緒に捨てられている紙は、大阪府が配った宿泊療養者向けのしおりだ。 弁当などの大量廃棄が起こる背景には、AERAdot.がこれまで何度か指摘した宿泊療養ホテルの“中抜き”などで「