明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 被災地にはまだ仮設住宅にお住まいの方々もいらっしゃると思いますが、 新しい1年を迎え、希望をもっていきたいと思います。 そこで、年始にあたり、希望のもてる話題をしたい。 昨年末、専業農家の方々とシンポジウムを行った。 そこで僕は、今まで考えていた農業のイメージがすっかり変わってしまった。 まず、農水省が出しているデータはほとんどインチキだ、ということがわかった。 例えば農水省は、2011年の農業従事者の平均年齢を約66歳だと発表している。 つまり、あと3、4年で70歳を超えることになる。 この数字をみると、日本の農業は、あと数年で終わってしまうと感じるだろう。 また日本の食糧自給率は39%だと言う。 これは大変なことだ、とても心細いと感じる。 しかし、これは全部ウソなのである。 そのシンポジウムには、北海道から九州まで日本中か