VOCALOID4が発表されてから、3か月。ようやくヤマハのVY1V4だけでなく、結月ゆかり、そして巡音ルカの新バージョンと次々と新歌声ライブラリが発売されてきました。このVOCALOID4では、唸(うな)るような声のグロウルが歌えるようになったり、2種類の歌声間の音色をモーフィングできるクロスシンセシスが可能になったり、実際に鳴らした時のピッチ、ビブラートを波形で表示させるピッチレンダリング機能などが搭載されたというのがヤマハのいう新機能でした。 ところがクリプトン・フューチャー・メディアのVOCALOID4対応製品、巡音ルカ V4XにはヤマハのいうVOCALOID4の新機能とは別にE.V.E.C.という新しい機能が搭載されているのです。実際発売された巡音ルカ V4Xを触ってみたところ、これが強烈な機能であったのと同時に、エディタソフトであるPiapro Studioがさらに強力なツール