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人間生活文化研究 Int J Hum Cult Stud. No. 31 2021 [査読有り] われわれ凡人は批評文をどのように読むべきか 365 われわれ凡人は批評文をどのように読むべきか ―理想的観賞者と美的価値をめぐる近年の論争から考える― How should we ordinary people read art criticism? ―Some consequences of the recent controversies on ideal critics and aesthetic value― 森 功次 大妻女子大学国際センター Norihide Mori International Center, Otsuma Women’s University 12 Sanban-cho, Chiyoda-ku, Tokyo, 102-8357 Japan キーワード:美的価値,
人間生活文化研究 Int J Hum Cult Stud. No. 31 2021 [査読無し] 「ビジネスパーソンのためのアート」本の流行と,教育的に注意すべきこと 409 「ビジネスパーソンのためのアート」本の流行と,教育的に注意すべきこと The recent trend of “Art for Business” ― How should we incorporate it into university education? ― 森 功次 大妻女子大学国際センター Norihide Mori International Center, Otsuma Women’s University 12 Sanban-cho, Chiyoda-ku, Tokyo, 102-8357 Japan キーワード:アート,ビジネス,アート思考,対話型鑑賞教育,創造性 Key words:Art, B
Mandelbaum, Maurice. (1965). Family Resemblances and Generalization concerning the Arts. American Philosophical Quarterly, 2(3), 219-228. 「芸術の定義」に関する古典的な論文のひとつ。以下、論文に先立つあらすじ。 伝統的に、芸術は模倣/表象(プラトン)、感情の伝達(トルストイ)、表出(クローチェ)、重要な形式(ベル)といった点から定義されてきたが、いずれも狭すぎる=一部の芸術を芸術としてカバーできないか、広すぎる=一部の非芸術を芸術だとみなしてしまう、ということで一長一短であった。 1950年代のなかごろは言語哲学、とりわけ後期ウィトゲンシュタインの影響を受けた哲学者たちが、美学や芸術理論における反本質主義をごり押しする。「芸術の定義」というトピックにおい
ケンダル・ウォルトンの「芸術のカテゴリー(Categories of Art)」の全訳をnoteで発売しました。pdfで390円です*1。 K. Walton「芸術のカテゴリー」|morinorihide|note 論文の議論のおおまかな内容は上記の販売ページでも紹介したので、こちらではもう少し細かい補足話をいくつか述べておきます。 「訳者あとがき」的な解説だと思って読んでいただければ。 販売ページで述べたように、「芸術のカテゴリー」は現代の英語圏美学における超古典論文です。 専門家の中で本論文の重要性を否定する人はほぼ皆無だと思います。英語圏美学の論文をいくつか読んでたら、少なくとも注などで必ず見たことあるはずです。 日本ではウォルトンといえば清塚邦彦先生の『フィクションの哲学』などの影響もあって、メイク・ビリーヴ理論の重要な論者として知られています(今度出る『分析美学基本論文集』でも「
ケンダル・ウォルトン「芸術のカテゴリー」(Kendall L. Walton, "Categories of Art," 1970)を全訳したので売ります。 以下から閲覧・ダウンロードできます。PDFで390円です。 芸術知覚の経験を分析することで、芸術批評を支える〈作品それ自体とは別の要素〉の重要性を主張した古典的論文です。「芸術観賞は作品それ自体のみに注意を向けなければならない」とする立場を強く批判し、「意図に関する誤謬(Intentional Fallacy)は誤謬ではない!」と説得的に論じたこの論文は、美学における批評理論の流れを形式主義から文脈主義へと変える大きなきっかけとなりました。 本論文は美学に関するさまざまなリーダー・アンソロジーに収録されており、現代では必読の論文といえます。英語圏美学史の論文のなかでも被引用回数はトップクラスに入りますし、入門書では必ず言及される一本で
Editor's Note: This essay, originally published in 1757, is in the public domain and may be freely reproduced. The discussion questions, bibliographic references, and hyperlinks have been added by Julie Van Camp. (Copyright Julie C. Van Camp 1997) They too may be freely reproduced, so long as this complete citation is included with any such reproductions. About the Author: David Hume (1711-1776) i
Peter Lamarque, "The Death of the Author: An Analytical Autopsy," British Journal Of Aesthetics, 40:4(1990), pp. 319-31. Aesthetics and the Philosophy of Art: The Analytic Tradition: An Anthology, ed. Peter Lamarque, Stein Haugom Olsen(Blackwell, 2003), pp. 433-41. Aesthetics and the Philosophy of Art: The Analytic Tradition: An Anthology (Blackwell Philosophy Anthologies) ラマルク「作者の死 - 分析的検死」という論文を
タイトル別名 Is Aesthetics Dreary? : Scope and Limit of Analytic Aesthetics ビガク ワ ワビシイ カ ブンセキ ビガク ノ シャテイ ト ゲンカイ From the second half of the 1940's to the first half of the 1960's, as is generally known, the linguistic analytic method has dominated over Anglo-American aesthetics. Recently this aesthetics, now colled anaylitic aesthetics, has been retrospected and reexamined by the various sides. Then, we
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