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音楽理論と即興に関するja_bra_af_cuのブックマーク (2)

  • Sweet Georgia Brown Ⅲ - ジャズピアニストのジャズ批評

    スケールというのは、楽曲の中の全部、もしくは一部分で使われる主要な音を8度内に段階的に並べたものである。定義としてはこんなものだろう。ということは音楽が先にあってその素材としてスケールがあるということだ。でも実際の作曲というのは12音から選ぶというのと音階素材(主に7音音階)を頭にいれて音を選択するというのとをうまく混ぜ合わせてやるものだ。そしてこれがジャズインプロヴィゼーションとなると、ほとんどが音階素材から音を選んで演奏することになる。つまり音楽を逆走しているわけだ。で、スケールというのはメロディーはもちろんハーモニーの素材としても威力を発揮する。場面によっては、複数のスケールが候補に挙がる場合がある。主にドミナント7Thのところだ。プレーヤーがイメージするサウンドに近づけるのであれば、どれでもよい。だがここでジャズインプロヴィゼーションという音楽の特異性が出てくる。即興的によい音楽

    Sweet Georgia Brown Ⅲ - ジャズピアニストのジャズ批評
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2014/01/07
    「即興的によい音楽を作ろうとするとどうしても「歌って」しま」い「結果使う音がトナリティーにしばられ」る。これを避けるためオルタードなどのスケールを練習し、調性からはずれた音も歌えるように訓練する
  • A Child Is Born Ⅲ - ジャズピアニストのジャズ批評

    和声はよく色彩に例えられる。即興的に生まれた理不尽なコード進行というのは、いわばいろんな色の絵の具をぶっちゃけて偶然できる色みたいなもので、一度きりのものだ。でもそれが、レギュラーでバンドを組んでずっと一緒にやっていると、同じ場所でいつもそのサウンドが起きたりする。それはお互いのちょっとした癖が重なりあったものなんだろうけど、それがそとから聞くとそのバンドの独特のサウンドだったりするのだ。じっくり考えたアレンジではそういう面白さは出てこない。もちろんじっくり考えたサウンドもないと音楽の軸がなくなってしまう。それはまた別問題だ。この抽象的な和声というのは、コード進行を理解してそれぞれが自分の解釈で音楽を作っていくというジャズの演奏方法が起因している。ただしこれは綱渡りをしているようなもので、大失敗することもある。それを許し合うというのがジャズの演奏の大前提でもあるのだ。ミュージシャン同士の出

    A Child Is Born Ⅲ - ジャズピアニストのジャズ批評
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2013/12/02
    即興で生まれる理不尽なコード進行は「いろんな色の絵の具をぶっちゃけて偶然できる色みたいなもの」だが、レギュラーバンドで「ずっと一緒にやっていると、同じ場所でいつもそのサウンドが起きたりする」。
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