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2022年5月31日のブックマーク (3件)

  • 古墳の濠に“太鼓”の埴輪 ほぼ完全な形で発見 奈良 田原本町 | NHK

    奈良県田原町の6世紀前半ごろの古墳の濠(ほり)から太鼓をかたどったとみられる埴輪がほぼ完全な形で見つかったと町の教育委員会が発表しました。現在の和太鼓をそのまま小さくしたような姿で、専門家からは、楽器の歴史を考えるうえで貴重な資料だとする声が上がっています。 奈良県田原町の教育委員会が建設工事に伴って発掘調査を行ったところ、去年、6世紀前半ごろの古墳が確認され、4月になって濠の中から、太鼓のような珍しい形をした埴輪が出土しました。 長さおよそ30センチ、胴のいちばん太い部分の直径が25センチほどで、両端に皮を張って鋲(びょう)で留めた様子が再現され、今の和太鼓をそのまま小さくしたような姿をしています。 教育委員会によりますと、太鼓をかたどったとみられる埴輪は、継体天皇の墓という説のある大阪 高槻市の今城塚古墳などで見つかっていますが、今回のように、割れていないものは初めてだということで

    古墳の濠に“太鼓”の埴輪 ほぼ完全な形で発見 奈良 田原本町 | NHK
  • 進化中!「筋肉」で動くマイクロロボット(藤崎 慎吾)

    前回までの連載ではDNA(デオキシリボ核酸)やタンパク質、脂質といった生体物質を使って、ナノサイズのロボットをつくろうとする研究を紹介してきました。医療応用などを考えた場合、私たちの体にもある物質でできたロボットは、金属やプラスチック、シリコンなどでできたロボットより、親和性や安全性などの面で有利です。 ただ環境分野など医療以外への応用も考えれば、生体物質でできた「柔らかい機械」と、従来の「硬い機械」とを組み合わせたロボットにも、大きな可能性があるでしょう。両方の利点や得意な面を、あわせもつことができるからです。今回からは、生命と機械を融合させていこうとする試みに注目していきます。 アリは体の5倍も重い物体を担げる 「虫けら」という言葉は「取るに足りない」とか「何の役にも立たない」という意味に使われます。あの小さなアリなどは、たぶん虫けらの代表格でしょう。しかし当にアリは、取るに足りない

    進化中!「筋肉」で動くマイクロロボット(藤崎 慎吾)
  • 進化中!「筋肉」で動くマイクロロボット(藤崎 慎吾)

    3Dプリンターでマイクロロボット 物の筋肉では、カイワレ大根のような形をしたミオシンが多数、集まって束になり、左右からアクチンをたぐり寄せることで全体が縮むしかけになっています。 キネシンもカイワレ大根に似た形をしているのですが、普通は束になることがありません。そこで森島さんらは遺伝子工学を応用し、キネシンが束になるよう改変しました。それを微小管と混ぜてATPを加えれば、やはり全体が収縮します。 さらに森島さんは、ばらばらだったキネシンに光を当てると、自ら束になるような一工夫も加えました。すると、ばらばらな時には何も起きず、光を当てたとたん、その当たった範囲だけが縮むようにできるのです。 光を当てる範囲や形状は、自由かつ正確にコントロールできます。これは「光造形方式」の3Dプリンターに使われているのと、同じ技術です。つまり「印刷できる人工筋肉」が、できたわけです。 光を当てることで任意の

    進化中!「筋肉」で動くマイクロロボット(藤崎 慎吾)