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ブックマーク / wedge.ismedia.jp (5)

  • 開催中止決定「ふともも写真展」の二番煎じ感

    守りたいのは表現ですか、エロですか。他者を性的に値踏みする権利ですか。 絶対領域チラリのエロティシズムとは 写真家・青山裕企氏の作品と似ている。それが話題の「ふともも写真展」の第一印象だ。「ふともも写真展」とは、池袋のマルイで開催される予定だった、「ふともも写真の世界展2018」のこと。撮影しているのは、「ゆりあ」という名前の男性。2015年頃から各地で写真展を開催し、写真集はこれまで4冊発売されている人気ぶりだ。 炎上のきっかけは、ファッションプレスやねとらぼなどのニュースサイトで告知記事が出たことだろう。 (参考記事)※どちらも中止決定後に記事を情報更新 ファッションプレス:【開催中止】池袋マルイで「ふともも写真の世界展」 https://www.fashion-press.net/news/37750 ねとらぼ:絶対領域てんこ盛り! “ふともも”をモチーフにした写真展が池袋で開催、ナ

    開催中止決定「ふともも写真展」の二番煎じ感
  • ハエを叩き落とすのは、なぜこんなに難しいのか?

    ハエを叩こうとすると、自分より動きが素早いことに気付く。ずっと。しかし、ごくごく小さい脳みそのこの小さい生き物は、いったいどうやって私たちをあっさり出し抜いているのか。

    ハエを叩き落とすのは、なぜこんなに難しいのか?
  • 炎上するニシキゴイ放流イベント、優雅な姿の裏に潜む“利権”

    文化の象徴、ニシキゴイ。見る人の目を楽しませようと、全国各地で放流が行われている。だがその安易な考えの放流は、生態系破壊や感染症蔓延など、不可逆の事態を招きかねない。 富士川水系の一つ、荒川。山梨県甲府市を南北に貫く一級河川だ。その支流、貢川(くがわ)の堤防から水面を眺めると、色鮮やかなニシキゴイが優雅に泳ぐ姿が目についた。遊歩道に設けられた掲示板には、ニシキゴイを川に放つ小学生の写真。こののどかな場所が、ゴールデンウィーク中に起こったインターネット上の「炎上」の舞台となった。 5月2日、NPO法人「未来の荒川をつくる会」が貢川に300匹のニシキゴイを放流した。地元の小学生53人がこのイベントに参加し、甲府市長や国会議員も立ち会った。山梨日日新聞など地元メディアも微笑ましいイベントとして好意的に報道した。同NPOが開催したニシキゴイの放流は今回で9回目だ。これまで通りであれば、ささやか

    炎上するニシキゴイ放流イベント、優雅な姿の裏に潜む“利権”
  • 北大生支援の元教授・中田考氏が語る「イスラム国」

    「イスラム国」に戦闘員として渡航計画を企てていたとして、10月6日に北海道大学の男子学生が警視庁公安部から事情聴取を受け、東京都杉並区の宿泊先などの家宅捜索を受けた。小誌は、この学生の渡航支援を行ったとして、同じく事情聴取と家宅捜索を受けた中田考氏に9月24日の段階で接触していた。9月に現地を訪れたばかりの中田氏が語る「イスラム国」とは――。 Wedge編集部(以下、――)なぜ「イスラム国」へ行ったのか。 中田 考(なかた・こう)氏 カリフメディアミクス代表取締役社長、同志社大学高等研究教育機構客員教授、イスラム学者(c)Takashi Suga 中田考氏(以下、中田)9月上旬に「イスラム国」に招かれ、シリア国内の彼らが支配する地域へ行ってきた。「(編集部注:8月にシリアでイスラム国に拘束されたとみられる)湯川遥菜氏の裁判をしたい。公正に裁きたいと思うのだが、英語も通じず、話にならないので

    北大生支援の元教授・中田考氏が語る「イスラム国」
  • 言葉は動物の“歌”から生まれた(前篇)

    ジュウシマツのラブソングにハダカデバネズミの挨拶、 人間の赤ちゃんの鳴き声、大人たちが話す言葉。 コミュニケーションの手立てである言葉の起源を探ることで、 小さな頃から追いかけてきた、こころの謎に迫る。 高井ジロル(以下、●印) 先生は、小鳥の鳴き声に文法を見出したんですよね。 岡ノ谷一夫(以下、「——」) 僕が研究対象にしているジュウシマツの鳴き声は、短く鳴く「地鳴き」と、2~数十秒続く「さえずり」(歌)に分けられるのですが、求愛のときにだけ歌うこの歌が複雑なオスほど、メスをひきつけることがわかっています。 ジュウシマツの歌う歌自体には意味はないけれど、ある音のかたまりを一定の順序で組み合わせるという構造は持っている。この構造を「歌文法」と呼んでいるんです。 ●鳥に文法があるなんて面白いですね。ところで、ジュウシマツのラブソングは、求愛行動のためだけなんですよね。僕は人間みたいに「いっし

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