Introduction 去年の年末にアントニオ・ロウレイロの2ndアルバム「So」と、挾間美帆のデビューアルバム「Journey to Journey」にほぼ同時に出会った。かたやブラジルのミナス地方の86年生まれの若手音楽家の壮大なソロ作品。かたや日本の音楽大学卒業後にアメリカの音楽大学へ留学し、在籍時にメンバーを集めて製作した86年生まれの女性作曲家によるジャズオーケストラ作品である。僕は二人の新しく瑞々しい才能に圧倒されたと同時に、両作品があわせもつシンクロニシティに驚いた。2012年末の同時期に同年代の音楽家が与えてくれた衝撃。はじめて両作品を聞き終わった時、それらの音楽内容にはいくつもの共通するものがあると直感した。そして、夢中になって聴きつづけているうちに少しずつ何かが見えてきたように思えてきたので、今回このように文章でまとめてみようとブログを開設してみた。 それでは、僕が感
言葉のゴミ溜めが豊かな土壌を生み出す可能性に賭ける試み最近、ブラジルの音楽が面白い。面白いのと同時に、新しさを感じるのだ。ブラジルの音楽が明らかに今までとは違う響きをし始めている。その新しさの象徴がアンドレ・メマーリであったり、ここにも参加しているアントニオ・ロウレイロであったり、本作の主役ハファエル・マルチニだろう。同時代の同地域に何人もの才能が現れ、それらが同じような感覚を共有し、繋がっていく一つの小さくないうねりのようなものを今のブラジルには感じるのだ。例えるなら、70年代ミナスの「街角のクラブ」のように、などと言えるのかもしれない。 ここで新しさを最も感じさせるのはアントニオ・ロウレイロのドラムだ。あのどこまでもそっけないほどクールで、わかりやすい温もりや感傷を拒むようなどこまでもドライなビートが本作の印象を決定づけている。ここではアントニオ・ロウレイロ自身のアルバムほどのインパ
■今、記録しておかなければならない。最後の社会主義国家と呼ばれるキューバ、そこで活躍する情熱溢れるミュージシャンたちを キューバに通い続けること17年。本職がカメラマンである僕は、この国の人びとや、音楽文化に惚れ込み、気がつけば20回以上の渡航を繰り返していました。その成果は今まで、3冊の著作として発表しています。 01年には、キューバ専門のレコードレーベル「Kamita Label」 も設立し、現地のミュージシャンと共に4枚のオリジナルアルバムを制作しました。 07年には制作アルバムが、キューバ音楽界のグラミー賞『CUBADISCO2006』のベスト・ジャズ部門にノミネートされました(300タイトルの候補作の中からベスト4に選出) 写真と文章、そしてレコード制作でキューバ音楽の素晴らしさを伝え続けてきました。そして、いよいよ、本の出版やCD制作では、フォローしきれなかったキューバ音楽の熱
\( 'ω')/ットーリーノーコースィリー\( 'ω')/Dixieです。40㍍Pさんの名曲トリノコシティをカバーさせて頂きました。本家ミリオンおめでとおおおおおーーー!!!原曲 sm11559163Song & Lyrics: 40mP (mylist/7975931)Rearrangement: Dixie Flatline (mylist/4193884)Illustration: スオウ (http://www.pixiv.net/member.php?id=572026)Movie: しづ (mylist/24067227)■歌い手コンセプトアルバム【艶】adeyaka クロスフェード sm16744213(トリノコシティはてんさんが歌っています)最近上げた新曲→【GUMI】Soul Breeze【オリジナル】sm17113191
プロデューサー、ミュージシャンとしてニューヨーク・アンダーグラウンドの鼓動を伝え続けるマエストロ、キップ・ハンラハン。常にシーンの話題を集め続ける彼が、アルバム『ビューティフル・スカーズ』の世界をブルーノート東京で披露する。今回の公演ではオラシオ・エル・ネグロ・エルナンデス、ロビー・アミーンによるツイン・ドラム、フェルナンド・ソーンダース、ブランドン・ロス等、ハンラハン・ファミリーというべき実力派ミュージシャンに加え、菊地成孔が特別参加。さらに、父にピエール・バルーを持つ東京生まれパリ育ちのシンガー&マルチ・ミュージシャン、マイア・バルーの登場も衝撃の追加。これまで『ディープ・ルンバ』や『コンジュア』など、実現したハンラハンの来日公演の中でも、『ビューティフル・スカーズ』では最大規模の壮大なセッションが行なわれる。常にワールドワイドで、コスモポリタン的なサウンドを指向してきたハンラハン。さ
伝説の日本ツアーほか、レゲエ・スター(1945/2/6〜1981/5/11)の核心をとらえた「傑作写真集 & スーパー評伝」の豪華カップリング。 死してなお、全世界人々の心に生き続ける「レゲエ神」を知る決定版です。 未発表写真 多数! *写真・文 菅原光博 企画・文 藤田正 晴天のもと、「コザ・てるりん祭」を無事に終えることができました。 昭和4年4月4日に生まれた照屋林助さんの愛称をタイトルに戴く「てるりん祭」は、今年で4回目。祭の名前も知られてきたのか、開演の午後2時を待たずして会場に集まって来られた方々は以前に増して多く、司会の玉城満さん、藤木勇人さん両氏が舞台に立つや、一番街、パルミラ通り一帯は温かい拍手に包まれました。これも、地域のみなさん、島の歌を愛する全国のみなさん、そして島の誇りを歌で代弁するミュージシャンの方々の熱い心なくしてあり得なかったのだと、スタッフ一同、改めて感
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