映画で新幹線シーンを撮影するのは難しい。外国人が「日本」という国を思い浮かべたとき、象徴的シーンといえば東京の雑踏、富士山、そして新幹線で、学校の教科書で「日本」として紹介されるのもこの3点セットだ。しかし、国内/ハリウッド映画のみならず、実際の新幹線でロケ撮影するのは困難。ほぼ全編日本が舞台となり注目を集めている『ウルヴァリン:SAMURAI』もこの壁にぶつかった。なぜこれほど難しいのか? 幻となった新幹線ロケの舞台裏を、本作の日本ロケ手配を担当したシネバザール 岩谷浩氏に訊いた。 撮影が難しい一番の理由…それは撮影規模と、撮影が及ぼす運行への影響があげられる。しかも、同じ新幹線でも、鉄道会社によって方針は異なってくる。 「JR東海が管轄している東海道新幹線では映画やドラマの撮影許可が一切おりません。JR東日本とJR西日本には、撮影に関する受け入れをしてくれる部署があり、運行に支障をきた
![新幹線の映画撮影はほぼ無理? 幻の新幹線ロケ、舞台裏 | RBB TODAY](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2c402abafe43402c65dc44e71f72fa417d9ee444/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.rbbtoday.com%2Fimgs%2Fogp_f%2F328305.jpg)