トップ スポーツ “関節技の鬼”藤原喜明「プロレスはセックスみたいなもの。裸のつき合いは深い」――最強レスラー数珠つなぎvol.15 「藤原敏男先生の紹介じゃなきゃ、こんな取材、受けねーよ」 藤原喜明は開口一番、そう言い放った。背筋が凍った。どうしよう。どエラいところへ来てしまった。逃げ出したい気持ちをグッと堪え、取材を進める。子供の頃の話、プロレスとの出会い、カール・ゴッチとの思い出、飼っていた犬の話、趣味の陶芸の話――。分刻みに、藤原の表情が和らいでいった。ああ、なんて素直で分かりやすい人なんだろう。 「ちょっと待ってて」と言って席を外し、しばらくすると大量のスクラップブックを抱えて戻ってきた。トレーニングの記録、新聞の切り抜き、白黒写真の数々。「俺も写真、撮ったんだよ」と、アルバムを広げる。女性のヘアヌードだ。めくると、なぜか藤原も一緒に全裸で写っている。「このネエちゃん、ムスッとし
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