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エンジニアHub > 記事一覧 > 「Go言語らしさ」とは何か? Simplicityの哲学を理解し、Go Wayに沿った開発を進めることの良さ 「Go言語らしさ」とは何か? Simplicityの哲学を理解し、Go Wayに沿った開発を進めることの良さ プログラミング言語には作者の設計思想が強く現れますが、Go言語もまた後発であることを生かし、しっかりとした思想に基づいて開発されています。公式のドキュメント等で語られているSimplicityの哲学を理解し、Go言語らしさ、Go Wayに従って開発する良さについて、はてなチーフエンジニアの松木雅幸(Songmu)さんが解説します。 id:Songmuと申します。はてな東京オフィスでチーフエンジニアを務め、Mackerelというサーバー監視のSaaS開発においてプロダクトマネージャーを担当しています。 筆者が勤めている株式会社はてなでは、2
こんにちは、Andyです。 普段はフロントエンドチームでJSばかり書いているのですが、せっかくGoの会社に入ったので良い機会だと思いGoに入門してみました。「Goの作法」を知ればより裏側のシステムについての理解が深まり、フロント側も良いプロダクトが作れるんじゃないかなと期待しています。 せっかく新しい言語を学ぶので、学習の中でやった事や詰まった事を文字で残そうというのが本記事の目的。 とてもじゃないですが1回で全てをカバーできないので数回に分けてチャレンジします。 手探りで自分なりのベストプラクティスを模索している最中なのでマサカリ大歓迎です。 現在のスタック 学習を始めるにあたって、自分のエンジニアとしてのスタックはこんな感じ。 Ruby on Rails, ES6 (業務レベル) PHP, Perl, Python (趣味レベル) ちなみにgolangの経験値はA Tour of Go
Googleが中心となってオープンソースで開発されているGo言語は、WindowsやmacOS、Linux、FreeBSD、iOS、Androidなど、さまざまなOSやCPUに対応したバイナリを生成できることが特長の1つとなっています。 そのGo言語のコンパイラが生成するバイナリにWebAssemblyが追加されました。WebAssemblyは、Webブラウザ上でネイティブコードに近い実行速度で高速に実行できるバイナリフォーマットです。 WebAssemblyのサポートは昨年2月から検討がはじまり、先月末に最初のコードがコミットされた状態で、現在も開発が進んでいます。 GOの今後のバージョンアップで正式にWebAssemblyがサポートされる見通しです。 Go言語はサポートするOSやCPUの種類をそれぞれ「GOOS」と「GOARCH」の値で示しています。例えばWindowsのGOOS値は「
バイナリエディタを作りました。 インストールはHomebrew brew install itchyny/tap/bed または以下のコマンドでできます。 go get github.com/itchyny/bed/cmd/bed なぜ作ったのか 私は昔からファイルフォーマットに興味があり、画像ファイルやPDFファイルのフォーマットを調べるのが好きでした。 最近も圧縮ファイルのフォーマットを趣味で調べたりしています。 コンパイラ技術にも興味があり、ゆくゆくは実行ファイルを生成したりしたいなという思いもあります。 バイナリファイルをエディットするにはバイナリエディタが必要となるわけですが、自分の手に馴染むUIを持つエディタがありませんでした。 私は実はVimというエディタが好きなので、Vimのようなインターフェースを持ち、ターミナルの中で動くエディタを探したのですが、なかなかありません。 b
Essential Go is a free book about Go programming language. It's part of Essential Programming Books. It's written to provide clear and concise explanation of topics for both beginner and advanced programmers. Most examples are linked to online playground that allows you to change the code and re-run it. You can also quickly navigate to desired content using table of content on the left and search
昨日のVimConf2017に引き続き, 2017年秋のGoCon。 抽選に当ってとっても嬉しいʕ•ᴥ•ʔ 抜け漏れも多々ありますが, 色々とメモをしています。もうちょっとあとの自分のため! 🐻 特別企画: パネルディスカッション mattnさんはじめ, 全4名のすごい人達の対談で, 大変濃かったです。 アップグレード案件で手こずったところは? Goは動かしっぱなしでapt updateも問題なく。Windowsでも問題ない。 近々オンラインアップデートをする予定があるが, ほぼ不安はない。 Goのバージョンを上げたときは必ずソースから再Buildしないと新しいバージョンの恩恵が受けられない。 Gopherになったきっかけ 8年くらい目にニュースで取り上げられたあとに触った。そのあとみんながクールダウンしたあとも使い続けていた。 Windowsでしっかり動いたから。Goまわりは Wind
新しい言語に移行するのは常に大きな決断です。その言語をよく知る人がチームメンバーに1人しかいない時などは特にそうです。今年の初め、我々は Stream の主要言語を Python から Go に切り替えました。この記事では、なぜ私達が Python から Go に移行しようと決断したのか、その理由を説明します。 Go を使う理由 理由1 - パフォーマンス Go は速いです! Go は極端に速い。そのパフォーマンスは Java もしくは C++ に匹敵します。私達のユースケースでは、Go は Python より30倍速いです。Go と Java を比較したベンチマークはこちらです。 理由2 - 言語パフォーマンスの問題 多くのアプリケーションにとって、プログラミング言語は、単にアプリとデータベースを繋ぐものにすぎません。言語そのもののパフォーマンスは通常あまり重要ではありません。 しかしな
Real World HTTPに引き続き今年2冊目の書籍が出版されます。ASCII.jpの連載をまとめて、加筆修正したものになります。最初は、連載をつなげて、はじめに、と次回予告を書き換えてつなげればOKという感じからスタートしましたが、章構成を書き換えたり、書き始めのときに「そのうち連載で触れる予定です」を「◯◯章で説明します」に書き換えたり、せっかくだから内容を追記しようとか考え始めたり、レビューアのメンバーが「これは並列・並行の結果であって原則とは違う」みたいな細かい定義のところまで指摘してくれて説明を大幅に書き換えたり、蓋を開けたら前から最後までかなり時間をかけて修正することになりました。せっかく転職で有給消化が一ヶ月あったのですが、この原稿の修正で一ヶ月がするっと溶けました。 11/16追記 Amazonでも販売がはじまっています! 大きな修正ポイントは次の通りです: 連載の分量
Go 関連の本を読んだり,サンプルコードを写経するだけではなく,もっと実践的に勉強したいなと思って調べていたら,VOYAGE GROUP の Treasure 2017 と言うインターンシップの研修資料が GitHub に公開されていることを知って,さっそく挑戦してみた.数日間取り組んでみて,とにかく素晴らしかったので,紹介したいと思う.suzuken 先生,素晴らしすぎます! Go入門 GitHub - voyagegroup/talks 学べるテーマ Go の研修資料とは言え,幅広いテーマで Go を学ぶことができる点が素晴らしかった.ザッと挙げるとすると以下のようになる.テーマを見るだけで,もうワクワクしてくるのではないだろうか? アルゴリズム実装とテストコード フィボナッチ数 スタック CLI net/http curl 実装 スクレイピング実装 コンカレンシー goroutine
今年も夏のインターンで学生にGoの講義をします。多く寄せられる質問が「A Tour of Goを終えたのですが、その後に何をやるのがおすすめですか?」というものです。学生に限らず、言語を学ぶ方はプログラミングそのものに対する慣れやバックグラウンドも違います。そこでなるべくいろんな方の参考になるように、おすすめな本なりページなり方法なりをまとめてみます。 わりと多くの人におすすめ 「プログラミング言語Go」(Alan A.A. Donovan, Brian W. Kernighan著)です。通称GOPL。 http://www.gopl.io/ 柴田さんによる日本語翻訳もあります。 https://www.amazon.co.jp/dp/4621300253 Go言語のイントロダクションから始まり、型・インタフェース・並列性の説明などが丁寧にかかれています。私がGOPLを良いと思う点は、例示
こんにちは。 ソウゾウのエキスパートチーム所属の@tenntennです。 7月9日に3時間半かけてみっちりと「エキスパートGo」という社内勉強会を開催しましたので、今回はそのレポートを書きます。 また良い機会ですので、私が所属するエキスパートチームについても少し触れようと思います。 なお、当日の発表資料はSlide Shareに公開しておりますので、ぜひご覧下さい。 www.slideshare.net エキスパートチームについて ソウゾウでは「技術をアウトプットするところに技術は集まる」という思いから、稼働の50%以上を技術コミュニティへの貢献や担当する技術の普及に取り組むエキスパートチームが存在します。 メンバーはGo Conferenceやgolang.tokyoなどを運営している私@tenntenn(Go/GCP担当)とDroidKaigiや技術書典などを運営する@mhidaka(
κeenです。最近同期/非同期、ブロッキング/ノンブロッキング、直接形式/継続渡し形式あたりが混乱してきたので個人的に整理します。 あくまで私個人の理解を纏めただけなので誤謬などに注意して下さい。 追記: @tanaka_akrさんから指摘されたのですが、用語の説明が間違っていそうだったので書き直しました。 diffはこちら 非同期とノンブロッキングはよく混同されます。また、非同期処理の記述形式として直接形式や継続渡し形式などがあります。 私自身違う言葉だなとは思いつつも混同したり違いを忘れたりしています。 非同期もノンブロッキングもナイーブなIOに比べると速い方式だな程度の理解でいてそんなに困らないと思ってますし混同や誤用に目くじらを立てるつもりもありません。 しかしながら3者を区別しないと意味を成さない文脈で3者を混同している技術を何度か見掛けたので(自分の中で)整理しようと思ったのが
GoCon2017参加してきました。 Go Conference 2017 Spring - connpass Twitter上で、全国のgopherがやたらと合コンと言って、#goconをつけて呟いていたイベントです。 合コン?#gocon pic.twitter.com/qXbxth1TII— つぶやき実験室 (@totoro5000) 2017年3月25日 いつも後で見返そうと思って、放置してURLわからなくなるので、今回はまとめることにしました。リンクが抜けているスライドは発見が出来なかったものです。 もし、あれば教えていただきたいです。 発表枠 Coding in the context era@lestrrat [Goで書くエディタの壁を超える開発支援ツール@zchee] Go でつくる汎用言語処理系 実装戦略@Linda_pp Goでヤフーの分散オブジェクトストレージを作った
Go言語はシンプルさを念頭にデザインされた言語です。仕様は単純明瞭さのために小さく収められていますが、そのため表現力に欠けているとか、コードが冗長になるという印象を持つ人も多いでしょう。有名なところでは、ジェネリクスや例外といった機能が(今のところ)存在しないことが問題にされることが多いようです。 一般に、ソフトウェアエンジニアリングというものは書かれる言語だけに依るものではありません。視点を拡げてGoを取りまくツール群を含めて見てみると、go fmt や goimports といったツールが広く使われていること、また go generate コマンドの存在などを見ても、Goという言語には、人間のプログラミングを機械によってさまざまな面から補助しようという態度があります。
はじめに 面倒なWEBブラウザの定型作業を自動化したくて。 WEBブラウザの自動操作には定番のSeleniumを利用する。 Seleniumは主にウェブブラウザのテストに利用されているが、テスト用途以外でも利用はできる。 なおウェブスクレイピングが目的であれば、scrapeとかgoqueryなどを利用するほうが簡単。 それでもSeleniumを利用するのは、 実際のブラウザが利用できるという点であり、以下のような利点があると思っている。 IEなど特定のブラウザのみをサポートしているサイトの自動操作 ごりごりのJavascriptやFlashを利用されているサイトの自動操作 証跡として画面のスクリーンショットを取得できる 前提知識 WebDriverを介することで、スクリプトとしてJava,C#,Pythonなど多くの言語から利用できる ブラウザごとにWebDriverが用意されており、1つ
結論としてはGo言語には以下のようないくつかの長所があり、現実路線で非常にバランスがとれた言語だと思います。 これらの長所のために失われたメリットも当然いくつもありますが、一定程度以上の規模のプロジェクトで利用する言語の選択肢としては現存するプログラミング言語の中では一番か二番目によいのではないかと思います。 コンパイルが速い (vs. C++) GCとメモリ安全性 (vs. C++) 妥当で現実的なレベルの型安全性 (vs. Python/Ruby) 実行時パフォーマンスが良さ (vs. Python/Ruby) 現実問題、ある程度の規模と期間のプロジェクトになると型検証があるとリファクタリングなどがだいぶ楽になるのでありがたい。 型があるので自然と実行時パフォーマンスも良い 標準ライブラリが整備されている (vs. C++) むしろ標準ライブラリにjsonのparserすら存在しないC
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