まとまりなく。 インターネットコミュニケーションを加速させるべく消費者に焚き付けるモチベーションとしては、いまだに「俺を(たくさん)褒めてほしい」「俺の意見に(多くのひとが)賛同してほしい」あたりが基本で、そこに社交がくっついてくるかんじなのかな。「正しい意見が共有されるべきだ」とか「俺の仕掛けで皆を振り回したい」みたいなタイプの欲望は結構レアっていうか。 「抜きん出て優れた意見は注目されやすい」「妥当性の高い意見のほうがより多くの賛同を得やすい」あたりは方法に過ぎなくて、凡庸でも誤りでもそれが偏りだけで注目されうるのなら、質の吟味などどうでもいいというひとは結構居るんじゃないだろうか。 で、この種のネットユーザと「注目度を定量化できるサービス」の組み合わせは最悪で、癌細胞のように彼らのためのツールと化していく。当然、それがウケるというのは、現在定量的に可視化されている読み手側も、文章の内