Adobe Systemsは米国時間11月17日、オープンソースファンからの圧倒的な要望に応えて、64ビット版「Linux」ソフトウェアのユーザー向けに「Flash Player」のアルファ版をリリースした。 Linuxは、「Windows」や「Mac OS X」よりも迅速に64ビットプロセッサへの対応を進めてきた。これは、開発者向きの自分自身でソフトウェアをコンパイルする気風が広まっており、テクノロジに精通している人たちの移行が容易であるためだ。しかし、32ビット版のFlashプラグインしか使えず、32ビット版の「Firefox」を使うしかないことが、切り替えの障害の1つになっていた。 Adobeは、サンフランシスコで開催のAdobe MAXカンファレンスでこの64ビット版ソフトウェアをリリースした。 Adobeによれば、そのほかのオペレーティングシステムでも今後、64ビットのサポートが