和歌山市を拠点に創作の楽しさを伝えるアートホーム・フラリの佐竹幸さんはTシャツアート祭りや貝殻での写真立て作りなど様々なイベントを開いている。30日(火)には加太海水浴場で楽器を作り、演奏するワークショップを行う。「アートは上手い下手ではない。自由に描く自己表現の場なんです」と力を込める。 「好きな色で何でも描いていいんやで」──。絵筆を持って子どもたちに満面の笑みを見せる。8月14日、ぶらくり丁で卵の空きパックをパレットに、子どもたちがTシャツに花や虫、キャラクターなど思い思いの絵を描いた。「失敗したけど、最後は上手くできた」「かわいくできた」と大好評。佐竹さんが2010年から毎年夏に開くTシャツアート祭りは、口コミで話題を呼び、今年は10日実施し、計225人が参加した。 大阪デザイナー専門学校絵本創作科を卒業後、生花店で5年働き、子育てしながら、きのくに子どもNPOで工作のワークショッ
JR常磐線石岡駅(石岡市国府)のホームに流れる列車の発車メロディーが9月1日から、石岡市ゆかりの曲に新調される。市がJR東日本水戸支社に要望して実現した。17日から「関東の三大祭」と呼ばれる例大祭「石岡のおまつり」が開かれるが、新たなご当地メロディーは電車を利用して訪れる観光客へのおもてなしとしても評判を呼びそうだ。 新たな発車メロディーは3曲。1番線(下り)は、県花のバラを歌詞につづったフォークソング「バラが咲いた」。奈良時代の地誌「常陸国風土記」の記述に由来し、石岡市内に県名発祥の地とされる地名があることなどを理由に採用された。 2番線(上り)は、石岡駅で飼い主を待ち続けた忠犬、タローの実話に基づき作られた「ここで君をまってるよ」。歌手の坂本九さんの長女でシンガー・ソングライターの大島花子さんが作詞、作曲を手掛けた。 3番線(上り)は、県指定の無形民俗文化財で、石岡のおまつりで演奏され
今にも降り出しそうな空の下、カラクリ仕掛けのかまきりを乗せた山はゆっくりと動き出した。盛夏の7月17日、京都三大祭りの一つ「祇園祭」の前祭(さきまつり)山鉾巡行に、小田原の老舗製薬・製菓会社「ういろう」の外郎武社長と社員2人の姿があった。京都と小田原、そして静岡を結ぶ縁を取材した。 前祭・後祭あわせて33基の山鉾のなかで唯一、動くカラクリを乗せた「蟷螂(とうろう)山」。南北朝時代、足利義詮(よしあきら)軍に挑んで戦死した公卿・四条隆資の勇猛果敢な戦いぶりを、中国の故事「蟷螂の斧」になぞらえ、当時京都に住んでいた外郎家の先祖・陳外郎大年宗奇(ちんういろうたいねんそうき)が1376(永和2)年、隆資を偲び、四条家の御所車にかまきりを乗せて巡行したのが始まりとされる。 その後、動乱の京都を離れ外郎家は小田原へ。蟷螂山は幾度も戦火に遭いながらその都度再興してきたが、1864(元治元)年の大火で大部
産経新聞大阪本社を訪れアメを配って「関空夏祭り」をPRした船場リリィ=26日、大阪市浪速区の産経新聞大阪本社(南雲都撮影) 関西国際空港で行われる夏休み最後の週末を飾るイベント「関空夏まつり」(27〜28日)をPRしようと、26日、同まつりに出演する大阪・船場のキャラクター「船場リリィ」が大阪市浪速区の産経新聞大阪本社を訪問。自らの顔がプリントされた「大阪のおばちゃん飴(あめ)」を配ったり、記者らと記念撮影したりして、愛(あい)嬌(きょう)を振りまいた=写真(南雲都撮影)。 同まつりは毎年6万人以上が訪れる恒例イベントで、27、28両日午前10時から開かれるオープニングステージでは、船場リリィのほか、滋賀県彦根市のマスコット「ひこにゃん」、泉州タオルPR特命大使の「たおにゃん」、熊本県の「くまモン」など人気キャラクターが勢ぞろいする。 会場では、沖縄県の石垣牛ステーキや北海道のトウモロコシ
レコード会社のビクターエンタテイメントが「ずっとロック、これからもロック。」を合い言葉に開催している音楽イベント『ビクターロック祭り〜2016 大阪秋の陣〜』が、10月9日に「大阪城ホール」(大阪市中央区)にて開催される。 2014年から千葉の「幕張メッセ」で開催されてきた同イベントだが、大阪での開催は今回が初。現在出演が決定しているのは、昨年末『NHK紅白歌合戦』に出場し、一躍お茶の間の人気者となった星野源や、ドラマ『ラブソング』出演でも話題を集めた藤原さくら。海外でも大人気のエンタメガールズバンド、Gacharic Spin(ガチャリックスピン)。歴史ネタをファンキーなサウンドにのせて歌い、エンタテインメントなステージで各方面から注目を集めるレキシなど、日本のミュージックシーンを牽引する、ビクター所属の個性的な面々がずらり。 (左から)スガシカオ、菅波栄純、Xmas Eileen また
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