ソニーは15日、東京の本社勤務者を対象に、16日は自宅待機とすることを決めた。業務に必要な社員のみが出社する。東京電力の計画停電の影響で通勤が難しい社員がいることや、節電に協力するため。本社には約6千人が勤務している。 富士フイルムホールディングスも、都内の本社を含む関東地方の事業拠点の多くで、社員を16日まで自宅待機させる。15日は通常勤務だったが、昼ごろから社員の多くを退社させた。電力不足への対応が主な理由だが、福島第一原発の事故が深刻化し、「社員の安全に配慮して推移を見守る必要がある」(広報)ことも理由の一つという。 また、ミクシィは15日、都内の本社勤務者の多くを自宅待機させた。できる範囲でパソコンを使って在宅勤務するよう呼びかけたという。