日本代表復帰の報を受け「キターっ!」と森岡亮太(ベフェレン)は思ったのだという。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の代表発表記者会見は10月31日のこと。その前日に森岡は朗報を聞いた。ゴールとアシストを重ねたポーランドリーグのシロンスク・ヴロツワフ時代、森岡が日本代表に呼ばれることはなかった。それも無理はない。ハリルホジッチ監督自身「森岡は知っていたが、興味はなかった」と明かしたのだから。 森岡は、11月4日(現地時間、以下同)のムスクルン戦で左からのクロスを、高い打点のヘッドで合わせてチームに先制点をもたらした。相手GKが一歩も動けなかった豪快かつ完璧なヘディングだった。Jリーグ、ポーランドリーグで「一回もヘディングのゴールはなかった」と本人が振り返るほど、空中戦の強さとは無縁だった男が、偶然のようなヘディングシュートをベルギーで決めてから、今やゴールへの確信を持ってゴール前でクロスを待って
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