「Windows vs Mac」という図式は、いつの時代にも世の中を騒がせるネタの一つだ。OSのバージョンが上がれば、どっちが優れているかが争点となり、新しいハードウェアが出ればどっちが速いかが争点となる。 もともとMacintoshというコンピュータの出自が反IBM互換機であるわけだから、常に比較していくということが、アイデンティティの確立として重要な意味がある。しかし今年2月のIntelプロセッサ搭載Macの発売と、両OSの起動を許容する戦略により、過去のWindows vs Macの確執を知らない世代のWindowsユーザーも、次第にMacに興味を持ち始め、また実際に購入している例が増えてきている。どちらが優れているか、という論争は、多様性を許容する世の中では、もはや無意味な物になりつつあるのかもしれない。 Macのシェアを示すデータはいろいろあるが、最新の調査では米IGMが今年2月
Appleは、Intel MacでWindows XPの起動を可能にするソフト「Boot Camp」を発表し、パブリックベータ版を公開した。これにより、Intel Mac機で、OSXとWindows XPを起動できるようになる。 Apple Introduces Boot Camp(プレスリリース 英語) アップル、Boot Campを発表(プレスリリース 日本語) Intelに移行したときから可能性はあったし、コンテストが行われたりもしていたが、まさかAppleが公式にソフトを出してくるとは思わなかった。Apple30年目にして大きな賭けに出たといっていいだろう。 現在(日本時間6日午前2時すぎ)のNasdaqでのApple株は、前日比7〜8%の上昇となっている。 (Boot Camp Assistantの画面 Courtesy of Apple) これまでにも、MacOSのライセンシン
シスコで行われているMac World Expo 2006でのスティーブ・ジョブズの講演内容を日経ITProの中田記者が大胆に予測し、ものの見事に外したことで、その反省の弁の記事が出て、コメント欄が盛り上がっている。面白いのは、コメントの内容が「当てずっぽうでいい加減なこと言うな」という批判と、「年に1度のお祭りなんだから、こういう記事もありでしょ、がんばって」という激励と、見事に2つに分かれることだ。 中田記者がジョブズの講演の前日に出した予測は、「AppleがIntelのViivプラットフォームに対応したMacを発売するだろう」というものだ。Appleとスティーブ・ジョブズの戦略をよく観察している人なら「それはあり得ない」とすぐ分かるのだが、しかしそれが分かっている人なんて非常に少ないだろう。予測記事を批判している人の中にも、それが分かっているように見受けられる人はほとんどいない。「マ
iPodからのシェア奪回を狙うMicrosoftが、市場で苦戦を強いられる一方で、同社の弁護士らは、デジタル音楽技術の特許取得を狙うApple Computerの試みを何とか遅らせた。 米特許庁の審査官は先月、iPodのユーザーインタフェースの一部について、Appleからの特許申請を却下する判断を下した。同審査官は、MicrosoftのJohn Plattという開発者が、同様の請求をAppleより5カ月早く申請していることを却下の理由として挙げた。 これに関し、Microsoftのある幹部は米国時間12日、同社にはいつでも技術をライセンスする用意があると述べた。 MicrosoftのDavid Kaefer(知的財産ライセンシング担当ディレクター)は、「われわれの方針は、他社がわれわれの革新的手法をライセンスして自社の製品に採用できるようにするというものだ。MicrosoftとAppleは
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