【ソウル17日聯合】韓流の世界化で韓国のブランドパワー強化を狙う政策が積極的に進められる。 政府は17日の閣議で、昨年の韓流支援政策の推進状況を点検するとともに、韓流の世界化を目指す今後の政策方向について協議した。 今後は韓流対象地域を、中国・日本は「深化地域」、台湾・タイは「拡散地域」、中東・中南米は「潜在地域」と韓流ブームの水準別に区分し、それぞれに差別化した政策を推進する。一部アジア地域で見られる反韓流現象については、解消に向け若者を対象とした事業の拡大、文化産業専門人材の中長期研修拡大、文化産業・情報技術(IT)などの交流など、双方向の交流を強化していく方針だ。韓流の拡散に向けては、在外文化院を韓流広報の中心に据え、汎政府レベルで現地協力ネットワークの緊密化を図るとしている。国内で韓流を先導しているアジア文化産業交流財団を、アジアだけでなく世界の韓流発信機関に拡大していく方針も固め