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2008年5月20日のブックマーク (11件)

  • 広告β:広告で(基本だけど)意外に大切なこと2つ

    その1。 「変えることより続けることが難しい」 担当者が変わると、すぐ変えちゃう。それってどうなのか。 ブランドの構築条件の一つとして「一貫性」があるけれど、 担当者がローテーションで変わっていく企業が多い中、ある表現フレームを 続けていくのには(やめるよりも)勇気がいる場合が多い。 良心的な担当者でさえ「変えればもっとうまくいくかもしれない…」という 誘惑に勝つのは難しいのである。 ドカーンと打つのは簡単なのだ。数社集めて競合にして、 「予算10億。考えてきて」といえばよいから。 そうすると代理店はたいてい、無条件のうちに現状を否定し、新しい案を持ってくる。 広告担当者の気持ちはわかる。なので、ひとつ提案をしよう。 「必ず、変えない部分を作る」これだ。 つまり、タレントを変えてもいい。しかし表現フレームは変えない。 表現フレームを変える場合は、タレントを変えな

  • 広告β:ポジション・トーク

    金融の、特に株式関係の業界では、「ポジション・トーク(position talk)」という言葉が 使われている。大和総研シニアコンサルタント、白石浩一氏によれば、 株式先物の買持ち・売持ち等のポジションを持っている影響力のある市場関係者が、自分に有利な相場展開を図るために世論誘導を企てること これが、「ポジション・トーク」らしい。 たとえば、ドルを多く持つプレイヤーが、「ドル上がるぜ」と吹いて回る、 あるいは、ドルが上がる根拠ばかり挙げて論を展開する、そういうことを指すようだ。 広告系ブログなので広告で言うと、ほとんどすべての広告はこの「ポジション・トーク」になる。 そんなのあたりまえじゃねえか、といわれそうだが、ちょっと掘り下げてみる。 広告関係者、つまり広告主や代理店、メディアはみな、口には出さなくても 「ポジション・トーク」に対するスタンスを決めて、広告を作っている

  • 広告β:ツッコミはボケになれるのか

    いい加減眠いので、軽くエントリしますが。 お笑いコンビにおけるツッコミは、ボケになれるのだろうか。 ツッコミの代表的な人物は、浜ちゃん(ダウンタウン)・矢部(ナイティナイン)などだ。 彼らは、松ちゃん、岡村になれるのだろうか。 というのは最近、Webのプランはボケなのだろうという気がしたからだ。 従来の、優れた広告コミュニケーションというのはツッコミだ。 状況や製品、消費者の感じていること(インサイトなどともいう)を把握し、 そこに狙いを定めて、絞って、メッセージを送り込む。 これはボケというよりは、ツッコミ的な感性で行われる。 しかしWebで成功する、あるいはバイラル(クチコミ)で広がる、 Webらしいプランニングというものがあるとすれば、隙のない「ツッコミ」ではなく、 むしろ隙のある「ボケ」が必要になる。 これをノッカリティとしてもいい(またまた手前味噌)。

  • 広告β:「エラー」は広告に効く

  • 広告β:YouTubeとGyaoと、広告と

  • 広告β:数学�クリエイティビティ

    iPodの有名な広告を作った人の発言より。 『どうして純粋に音楽を祝おうとしないんだろう、と思った。』 『音楽のために"iPod"というものを作ろう』 『影絵のほうがより感情的だった。ダンスを通せば音楽は 人間的で近づきやすいものになる。』 有名なコピーライターやデザイナーのプレゼンを聞いているとき、 いつも感じるのは、「非常に論理的だ」ということだ。 もちろん、影絵を用いるなどの表現ストックはテクニカルなものだが、 そこにいたる、判断はロジカルでさえある。 そういうことを聞いていると、これは数学だなあ、と思うのである。 素数を探す=それ以上、割り切れないものを探す。 因数分解する=それを構成する要素を洗い出す。 代入する=組み換えによって新しいアイデアを作る。 …要は、「方程式を解く」ということなのだろう。 このとき、yには最終の表現アイデアがくるのかもしれな

  • 広告β:ノッカリティ・プランニング

    この前、どこでだったか忘れたけど面白い話を聞いた。 「流行語というのは、誰もがそれに対して一家言もてるものでなくてはならない」 たとえばニート。 言葉の意味さえわかれば、誰もがニートについて 一言、自分で語りたくなる。一家言持ちたくなる。 ニートという言葉の響きもナイスだ。 だから、流行語になるという。 つまり、誰もがそれに「乗っかれる」言葉だということだ。 世の中でブランドとされるものには、この「乗っかれる」ような ものが多いと思う。たとえばルイ・ヴィトン。 好きな人も、嫌いな人もいるけれど、誰もがそれに対して 自分の意見を持つ、あるいは、持とうとする。 さらに、持てと強制されているような影響力さえ持つ。 いまから、「乗っかれる」度合い、または「乗っかれる」ことを 勝手に「ノッカリティ」と呼ばせていただく。 ノッカリティ・ブランディング(あるいはマーケティン

  • BLU

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  • ゲーム開発における日米の違い - GAME NEVER SLEEPS

    アメリカはカリフォルニア、ベイエリアのゲーム会社で働くようになってから丸3年がすぎた。ちょっと前には転職もして、別のアメリカ企業を経験中。日ゲーム会社で5年くらい、アメリカで3年くらいゲームを作ってみて、ようやく言語にできるくらいまとまってきたので、ゲームの作られ方の大きな違いをメモしておこうと思う。もちろん、自分は、たくさんあるゲーム会社のほんの一部しか知らないので、まったくもって一般論を語る気はない。あくまでも自分の見知った範囲での考察。 ■「思いついたらとりあえずやってみる」が美徳 俺が思うに、アメリカ発のゲームと日の伝統的なゲームの違いの源泉はここにある。彼らはちょっとアイデアを思いつくと、すぐ実行してみる。俺からすると取るに足らないネタでも、"That should be cool!"を連発してとりあえずやってみる。どうやら、それが美徳らしい。うだうだ仕様を考えて、プログラ

    jelly-belly
    jelly-belly 2008/05/20
    「ゲームにおいて、すべての人間は殺されるべきだし、すべての建造物は破壊されるべき。それができないゲームはサック」
  • 「マスメディア広告万能の時代は終わった」・休刊する「広告批評」の天野祐吉氏 インターネット-最新ニュース:IT-PLUS

    電通、三菱UFJ信託銀行など大手企業が相次ぎ参入を表明する「情報銀行」。ここに挑むベンチャー企業がDataSign(東京・渋谷)だ。同社の太田祐一社長は情報銀行という言葉が生まれる…続き 中部電力が「情報銀行」参入へ 電力データを活用 [有料会員限定] 「情報銀行」説明会に200社 データ流通の枠組み始動

    「マスメディア広告万能の時代は終わった」・休刊する「広告批評」の天野祐吉氏 インターネット-最新ニュース:IT-PLUS
    jelly-belly
    jelly-belly 2008/05/20
    「マスメディア広告に残るのは「あいさつ機能」」
  • 広告β:真似するべきもの

    どこかの雑誌で、ネット株の特集。 その中に面白いケースがあった。 「有名な人の買っているものを真似する」 有名人のブログや有名投資会社の保有株を見て、 それをそっくり真似て買っていくという話だ。 それでだいぶ儲かった、と言うお話。 これはこれで雑誌に載った時点で複雑さが増して、 単純にまねればいいというものでもない。 (真似する人を織り込んだ戦略も必要になる可能性が あるということだ。) また、その場合のスピードも重要になるだろう。 さて、「真似」は広告業界では 避けるべきことの一つである。 みっともないし、それを繰り返してしまうと あっという間に表現が消耗していしまう。 商品においてもそれは同じだ。 一般的にも、真似というのはほめられたものではない。 しかし、「学ぶ」の語源にさかのぼるまでもなく、 真似と言うのは重要なことなのだ。 おそらく「いい真似