鹿児島市で2013年、会社員男性が鹿児島県警の警察官に取り押さえられた際、死亡する事件があった。業務上過失致死罪で2人の警察官が有罪判決を受けたが、事件は警察に密着取材するTBSテレビの番組の撮影中に起きていた。事件の一部始終は制作スタッフが撮影。この映像を県警が押収していた。TBSは映像を放送しておらず、押収に対する抗議もしていない。報道機関としての対応を疑問視する声が出ている。【川名壮志】
フランス・パリで1日、メーデーのデモに加わった極左の若者多数が米マクドナルドの店舗や自動車販売店を破壊するなどし、催涙ガスや放水で応じた警察は約200人を拘束した。同国のメディアが伝えた。 警察によると、パリでは労働組合主催の約2万人のデモが行われたのとは別に、覆面をした約1200人の極左集団を含… この記事は有料記事です。 残り166文字(全文316文字)
島国だから、という理由ではないだろう。昨年秋、米ハリウッドから始まったセクハラ撲滅運動「#MeToo(私も被害者)」が日本では広がらない。欧米では大きなうねりになっているのに--。その背景には何があるのだろう。【田村彰子】 遠い世界の出来事だから 大手金融機関に総合職として勤めている女性(37)は浮かない表情を見せた。「『#MeToo』ですか? 米国の芸能界で起こった、遠い世界の出来事というぐらいの認識しかなくて」。この企業は社内外に「女性活躍推進」をアピールしているが、セクハラは日常的にあるという。例えば、大口取引先の男性部長からはこう言われたことがある。「女性はサポートが向いている。男性がバリバリ仕事をすべきで、君みたいに前に出てくる女は好きじゃない」。商談に男性社員を連れていかなければ「女だけをよこすなんてばかにされている」と機嫌が悪くなる。 無理やり体を触った、性的な発言をしたとい
東日本大震災から1カ月余りが過ぎた2011年4月18日。福島県南相馬市小高区の海岸近くにある沼地のそばで、身元不明の若い女性の遺体が見つかった。検視に回され、目立った外傷もないことから、震災による津波の犠牲者と判断された。その日のうちに、死因「溺死」、死亡推定時刻「3月11日午後4時ごろ」とする死体検案書が作成され、遺体は翌日、荼毘(だび)に付された。 5月、事態は急転する。身元不明遺体の服装などを掲載するホームページを見た同市の会社員、清水義勝さん(55)から「遺体はうちの娘ではないか」と問い合わせがあったのだ。清水さんの長女、沙也香さん(当時18歳)は震災の3週間ほど前の2月19日から行方不明になっていた。しかし、交際相手の男性(当時24歳)が直後に自殺したことで事件性が浮上。南相馬署が公開捜査に踏みきり、情報提供を求めていた。
学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却に関する決裁文書改ざん問題で、財務省が同省近畿財務局に改ざんを指示するメールを送っていたことが分かった。大阪地検特捜部はメールを入手し内容を精査している。複数の同省職員は、特捜部の任意の事情聴取に指示を認め、「国会対策のため」などと話しているという。特捜部は、改ざん当時に同省理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官についても27日の衆参両院での証人喚問以降に聴取時期を検討。刑事責任の追及が可能か慎重に判断するとみられる。 捜査関係者によると、特捜部は昨年4月、近畿財務局職員らが国有地を不当に安く売却したとする背任容疑での告発を受理。財務局は当初、改ざん後の決裁文書を特捜部に提出していた。しかし、職員が任意で提出したパソコンなどを分析する中で、昨夏ごろにメールの存在を把握。削除されたデータを復元するデジタルフォレンジック(電子鑑識)などの手法で、改ざん前
日本高校野球連盟は10日、すでに選抜大会での導入が決まっていたタイブレーク制について、夏の全国選手権や春、夏、秋の地方大会でも導入すると発表した。延長十二回を終えて同点の場合、十三回からは無死一、二塁、打順は前の回から続く「継続打順」で始め、決着がつくまで続ける。 いずれの大会でも決勝だけは延長十五回ま…
2020年の東京五輪で東京ビッグサイト(東京都江東区)の利用が制限される問題で、20年夏に開催予定だった日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)98」の開催時期が、ゴールデンウイーク(GW)に前倒しされることが23日、明らかになった。コミケがGWに開催されるのは初めて。 「DOUJIN JAPAN2020(仮)」と題したプロジェクトの一環として開催する。コミケを主催するコミックマーケット準備会に加え、他の同人誌即売会やキャラクターコンテンツの展示即売会をしている計7団体が連名で発表した。開催の詳細は後日発表する。 同プロジェクトは19年から20年にかけて全国で展開されるといい、「多くの訪日外国人の方々に同人誌を中心とするオタク文化をアピールするとともに、これまでとは異なる空間も創出することで、日本独自のサブカルチャーを結集し、情報を発信していきたい」としている。 コミケは、19
足かけ16年、6月26日で 2002年から足かけ16年にわたり、毎日新聞に連載された西原理恵子さんの人気漫画「毎日かあさん」が6月26日で終了する。10月からは中高年女性をテーマにした新連載を予定している。 「毎日かあさん」は、2児の母の西原さんが、子育てを通じた日常を独特のギャグタッチで描いた作品。毎週日曜日に掲載され、終了時には通算723回に上る。単行本の売り上げは累計約240万部、09年にはテレビ東京系列でアニメ化、11年には小泉今日子さん、永瀬正敏さん主演で映画化もされた人気作品。 連載開始時に4歳だった西原さんの長男は今春、大学に入学、長女は高校生となり、「お母さんが終わった」という卒母(そつはは)が理由。自立が当然と西原さんが考える16歳に長女が達したことも大きく、西原さん自身「すごいさみしいけれど、もう子どもに干渉しちゃいけない」と連載終了を決めた。
ミスタードーナツ、カルビーのポテトチップスなどのキャラクターデザインで知られるイラストレーターの原田治(はらだ・おさむ)さんが亡くなったことが10日、分かった。70歳。 東京都生まれ、多摩美術大卒。1970年、雑誌「an・an」創刊号で作品を発表して活動を開始。イギリスの古謡「マザーグース」などを…
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く