感染拡大を抑えるために重要とされているテレワークが、3回目の緊急事態宣言後どれだけ実践されているのか。ビッグデータを使って今週のオフィス街の人出を分析した結果、東京駅付近では1回目の宣言時より32%、2回目より15%増加し、宣言を重ねるごとに人出を抑えきれなくなっていることが分かりました。 NHKは、NTTドコモが携帯電話の基地局からプライバシーを保護した形で集めたビッグデータを使って、東京駅と大阪梅田駅付近のオフィス街について、午前8時台の人の数を分析しました。 その結果、今月26日から28日までの、3回目の緊急事態宣言後の平日3日間の人出は、東京駅付近で1回目の宣言期間中の平日平均より32%、2回目の宣言期間中の平日平均より15%いずれも増加していて、宣言を重ねるごとに人出を抑えきれなくなっていることが分かりました。